横峯さくらは32位タイに後退。女王争いでアン・ソンジュとの差を広げられる結果に

兵庫県のマスターズGCで開催されている「マスターズGCレディース」の最終日。首位に5打差の通算1オーバー19位タイからスタートした横峯さくらは、スタートホールの1番（パー5）、2番と4m前後のバーディチャンスを迎えたが、いずれも外してパーどまり。逆転優勝にはビッグスコアが求められる立場ながら、なかなか追い上げる体勢を築けない。

3番ではキャリーでピンそばに落とすものの、ボールは斜面を転がり落ちて段の下へ。7mのバーディトライを1.5mショートさせると、これを右に押し出してしまい3パットのボギー。「出だしが大事だとわかっているのに、ああいうことをしてしまう。悔いが残ります」と肩を落とした。

その後も最後までリズムを掴むことができず、この日2バーディ、3ボギー、1ダブルボギーの「75」。通算4オーバーの32位タイに後退して3日間を終えた。賞金ランキングトップを走るアン・ソンジュは7位タイで終え、その差は約4,088万円に開く結果に。「少しでも近づきたいモチベーションはあるのに、結果がついてきませんね・・・」。ラストスパートをかけたい気持ちとは裏腹に、もどかしさばかりが募る展開が続く。（兵庫県三木市／塚田達也）