最終18番をバーディフィニッシュとし、ギャラリーの大歓声に包まれた横峯さくら

21日（金）に開幕した「マスターズGCレディース」初日。賞金ランキングトップのアン・ソンジュを3,750万円差で追う横峯さくらは、「今日はショットが良くなかった」とスコアメイクに苦しむ展開を強いられた。

3番で2.5mを沈めてバーディを先行させるが、直後の4番（パー3）ではグリーンを外してボギー。その後、12番（パー5）でバーディを奪うも15番（パー5）でボギーを叩き、なかなかアンダーパーをキープできない。

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もどかしい状況の中、イーブンのまま迎えた最終18番。7mを捻じ込んでのバーディフィニッシュに笑顔を弾かせ、3バーディ、2ボギーの1アンダーでホールアウト。「18番でバーディが獲れたので良かったです。気持ちよく終えることができました」と、首位と2打差に詰め寄ってのフィニッシュに満足の表情を浮かべた。

今週は高額賞金の大一番。横峯にとって鬼門である初日を上々の成績で乗り越えたが、「ここで“よし”と思って油断せず、自分のペースで頑張りたい」と気持ちを引きしめる。追うアン・ソンジュも2アンダーの3位タイと、横峯を上回る滑り出し。賞金女王奪還には、とにかく上を見続けるしかない。（兵庫県三木市／塚田達也）