ラフからグリーンを狙う横峯さくら。本番ではラフ対策が出来るのか！？

国内女子ツアー「日本女子プロゴルフ選手権競技コニカミノルタ杯」の大会前日。朝一番で7時20分に練習ラウンドを開始したのは横峯さくらだった。横峯は先週行われた「ゴルフ5レディス」には出場せず、後半戦に向けた休養を取った。

一昨年のこの大会では2位タイに入り、昨年は10位タイ。その後、日本女子オープンで2位、そして最終戦のLPGAチャンピオンシップリコーカップでは優勝を果たし、逆転で賞金女王となった。そして今季もメジャー第1戦で2位タイに入り、大一番での強さが光るだけに、今回も優勝を狙う気持ちは強い。

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「昨年までは普通の試合と同じような意識で試合に出ていましたが、今回は違います」と、優勝を意識していることを明かした。その意識からか、横峯は今年に入って開催コースのグランデージGCを2ラウンドこなしている。

「やはりメジャーという感じのセッティングですね。ラフに入れたらボギーを覚悟しなければなりません」と、ラフに対して警戒心をもつ。ティショットは以前よりも安定してきたという横峯は、この日2ホールでラフに捕まってしまった。

試合前から気合を入れる横峯だが「最終的には自分のペースでやりたいので、空回りしない程度に頑張りたいと思います」と、逸る気持ちを抑えるように、自分自身に言い聞かせた。