5位転落の横峯。逆転優勝に向けては、ビッグスコアが必要だ

逆転優勝に向けて、首位と3打差の2位タイからスタートした「日本女子オープン」3日目の横峯さくら。小雨の降る中ティオフした横峯は、1番パー5で第3打をグリーン手前のバンカーから30cmに寄せて、幸先良くバーディでスタートした。

だが、続く2番の第2打は右手前に切られたピンに対し、グリーン左奥に載せてしまう。下り傾斜の難しいロングパットを2m以上ショートさせて、3パットのボギー。「そこから流れが変わってしまいましたね」と、横峯は振り返る。

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5番はバンカーからピンに当てて1.5mに寄せるも、このパットが決まらずにボギー。9番でもボギーを叩き、前半は2つスコアを落として折り返した。

「前半から打ってしまったので、後半はバーディを獲りに行かなきゃというのが頭にあって、何してるんだろうってゴルフでした」という横峯は、16番もボギーとし、最終18番で4mを沈めてバーディとしたものの、この日は「74」。2つスコアを落とし、首位と7打差の5位タイへと順位を下げた。

ホールアウト後は、「ふぅー」と大きなため息をつき、苦笑いをするしかなかった横峯。最終ホールのバーディを「明日に繋がるバーディであって欲しいですね」と、祈るように締め括った。