終盤の15番、ギャラリーに囲まれてティショットを放つ横峯さくら

首位の不動裕理を追いかけて、4打差の4位タイからスタートした横峯さくら。最終日は幸先良く1番でバーディを奪って追撃体制に入るかと思われたが、中盤伸び悩み、上位陣もスコアを伸ばした為、首位と4打差は変わらずの単独4位でフィニッシュした。

「まったく届かなかったですね（笑）」という横峯。しかし、3日間通してアンダーパーで回った事と、パッティングが良くなって来た事を上げ、「頑張ったと思います」と納得の表情で振り返った。

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最終日は湿度が高く、3日間の中で一番体感温度が高かった。横峯は顔を真っ赤にしながらのラウンドだったが、集中力を切らさずに4バーディ1ボギーで乗り切った。

「数字だけ見ると良い位置にいると思います」という横峯は、国内ツアーに出場したここ4試合で優勝1回、2位2回、4位1回とトップ5を外していない。本人の手応えは、そこまで完璧ではないようだが、それが逆にポテンシャルの高さを物語っている。

「今週は頑張れたと思います」という横峯。ゴルフ以外の事でも心を煩わしているに違いないだけに、その言葉は重く感じられた。