「耐えたともいえるし、勿体無いともいえる」複雑な表情をみせた横峯さくら

横峯にとっては、5月のヴァーナルレディース以来、実に12試合36ラウンドぶりとなるオーバーパーでのラウンドとなった「日本女子オープン」2日目。「ノーバーディは疲れますね」と、苦笑いの1日となってしまった。（9ホールに短縮された7月のスタンレーレディス2日目には「37」）

「風が昨日と逆で、ほとんどアゲンストで難しかったです」と疲れた様子で話した横峯。2番では2打目がピンをオーバーして奥のラフまで行き、そこから寄らず入らずのボギー。13番でもボギーを叩いて、この日「74」、通算イーブンパーへとスコアを落としたが、上位も伸び悩んで、順位は前日の8位タイから4位タイへと浮上した。

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この日は手を離してしまうショットが目立ったが、「（手を）離さないと、そのまま真っ直ぐ左に行っていますね」と、瞬間的な判断でミスを最小限に食い止め、結果的にはフェアウェイやグリーンを捉えていた。

ショット、パットともに悪くはないが、この日はチャンスを決め切れなかった。「貯金を使い果たしました」と笑ったが、幸い大会はまだ2日間の決勝ラウンドを残している。「優勝とかはあまり考えずに、自分のプレーが出来ればいいと思います」。いつものマイペースでの上位進出を誓った。