「波が無い方がいいかもしれない」。今季の作戦変更の可能性も示唆する横峯さくら

国内女子ツアー第8戦「クリスタルガイザーレディス ゴールデンSP」に出場する横峯さくら。国内ツアーの出場は今年5戦目となり、そろそろ優勝の2文字が欲しいところだ。

今季はメリハリをつけることと、モチベーションの維持を課題に挙げた横峯だが、なかなかすんなりとは行っていない。「例えば、ハワイの試合では、折角遠くまで来ているし、頑張らないとって、一生懸命練習もしたんだけど、空回りしてしまった」と、いつも以上に自分にプレッシャーを掛けても、あまり良い結果に繋がらなかったという。

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「来週はメジャーだし、モチベーションも上げていかないといけないんだけど、あまり意識しても空回りしてしまうので」という横峯は、「今週の目標は、自分のベストを尽くすことですかね」と、気取らない目標を設定した。

「特に先週も悪いわけじゃなかったし、調子はまあまあです」と、普段どおりを強調する。コースについては、「距離がしっかりあるホールもあるし、刻んでいくホールもある。ショットが良いと好きかもしれない」と笑った。

石川遼効果で男子ツアーが盛り上がりを見せる中、女子ツアーでは昨年賞金ランキング2位の横峯の今季初優勝が期待される。だが、「（女子は）同世代の子が勝っているし、まぁいいかな」と、横峯に焦りの色はない。力まず試合に挑むことで、最善の結果を待つということなのだろう。