ホールアウト後、ウェブに日本語で「お疲れ様でした」と言われ、驚きの表情を見せる横峯さくら

ゴールデンウィーク初日、天候にも恵まれた東京よみうりカントリークラブには7,318名のギャラリーが訪れた。そのギャラリーのお目当ては、やはりカリー･ウェブ、大山志保、横峯さくらの組。大勢のギャラリーを引き連れてのラウンドとなった。

スタートホールの10番で、いきなり3パットのボギーを叩いた横峯だが、すぐに次の11番パー5でチャンスが訪れる。489ヤードと距離の短いパー5、「セカンドで届くと思ったんだけど」という3Wのショットはグリーン手前の花道で止まった。そこから3打目を2mに寄せてバーディ奪取。「いつもこういう状況でバーディが獲れなかったけど、今日はうまく獲れました」と笑顔を見せた。

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続く12番でもセカンドを3.5mに寄せて連続バーディ。前半を1アンダーで折り返した。

この日は、スタートホールでウェブが競技委員を要請したこともあり、前の組と間隔が開いてしまった。後半に入ると競技委員が計測に入り、終始走りながらのラウンド。「今日はランニングの日でした」と、困惑気味に振り返った。

だが、走りながらでも6番パー5では直ドラで2オンに成功し、4mを沈めて今季3つ目のイーグルを奪う。しかし、7番で3パット、9番ではアプローチを寄せきれずボギーとしてしまい、結局1イーグル2バーディ3ボギーの「71」、通算1アンダー13位タイで初日を終えた。

「最後の最後で我慢できなかったけど、この風の中でアンダーパーなので、まぁ良かったかな」という横峯。同組のウェブは4オーバーと噛み合わず、途中イラつく場面も見られたが、「ああいうのは国民性だと思うので」と気にする素振りを見せなかった。