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宮里藍が描く挑戦の足跡

好調の宮里藍、気持ちにも余裕あり

米国女子ツアーの開幕戦「ホンダPTT LPGAタイランド」に出場している宮里藍。初日をノーボギーの5アンダーでラウンドし、3位タイにつけると、2日目も同じく5バーディ、ノーボギーの快進撃で通算10アンダーの単独3位。首位とは4打差がついているが、残る2日間もスコアを伸ばせば、早くもツアー2勝目のチャンスが巡ってきそうだ。

最終組の2組前で12時14分にスタートした宮里は、2番で長いパーパットを残すピンチを迎えたが、このパットを慎重に沈めてパーセーブ。「今日はミスショットをしても引きずらないようにしようと、キャディのミックと話していて、打った後のリアクションをポジティブかニュートラルにするように注意しました」。その言葉通り、この2日間でリアクションがマイナスにぶれることは見受けられない。

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このピンチを凌いだ宮里は、4番でピン40センチにつけてバーディを奪うと、8番でもバーディ。10番パー5では、3打目のアプローチを2mオーバーさせるも、返しのバーディパットを慎重に決める。14番、そして続く15番でもバーディを奪った宮里は、力強いガッツポーズを見せた。

首位のS.ペターセンがスコアを伸ばしている状況に、「私も1日4、5アンダーで回ればトップから遠くには行かないと思っていたけど、やっぱり上は伸びますね」と、現状の差を冷静に見つめる。

「明日はプレッシャーも変わってくると思うし、どう気持ちをコントロールできるのか。
ここで勝つプレッシャーは凄く重いものがあると思うけど、最後まで自分を信じてプレーしたいと思います」。昨年優勝して、さらに落ち着きを増した宮里らしい答えが返ってきた。

上位には上田桃子も名を連ねる。「彼女は爆発力があるし、シーズン始めから良いプレーが出来ているのは、米ツアーにも馴染んでいる証拠だと思います。良い刺激にもなりますね」。その上田と、明日は最終組の1組前でラウンドする。初日から1組ずつスタート時間が遅くなっているが、最終日には最終組でスタートすることが出来るか、ムービングデーの3日目のゴルフに注目だ。

2010年 ホンダPTT LPGAタイランド



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