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全英オープン前日、有力選手のコメント

週の始まりからずっと晴天に恵まれていたロイヤルセントジョージスGCだが、水曜日の午後に入って雲行きが怪しくなってきた。風の向きも刻々と変わり、小雨が時より降るといった状態。さらに雷雨の予報が出たため練習ラウンドが数時間中断された。

しかしどんな状況下であっても選手達がコースの下見をできる最後のチャンス。タイガー・ウッズは今週に入って初めて、全18ホールを回らずに、数ホールを選び、重点的に練習していた。一緒に回ったのはチャールズ・ハウエルIIIダレン・クラークデービス・ラブIIIデビッド・デュバルフレッド・カプルスと組んでラウンド。また今回注目を多く集めているのが、ロイヤルセントジョージスGCで開催された全英オープンを2位、3位、3位と僅差で逃してたベルンハルト・ランガーや、ボブ・チャールズ以来40年ぶりとなるレフティの優勝を目指すマイク・ウィアらが最終調整に入っていた。

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ロイヤルセントジョージスGCで「全英オープン」が開催されるのは10年ぶり。すでに3日以上の練習ラウンドを行い、皆コースの厳しさが身に沁みてきている。

グレッグ・ノーマン
「僕がこのコースを一言で表現したら、曲者だね。このコースではどう攻めるか、毎回考えなければならなし、選択肢も多いから曲者なんだよ」

水曜日になって初めて南西からの強めな風がコース上を吹き荒れ、選手達は困惑。すでにリンクスのコースというだけで厳しい状態を悪化させている。

アーニー・エルス
「他のリンクスコースに比べて最も厳しい。グリーンがブラインド、まったく見えない条件でショットする場面が多い」

タイガー・ウッズ
「リンクスでのプレーには運も必要。悪いショットを打ってもラッキーなバウンスでセーフになったり、反対に良いショットでもアンラッキーなキックでラフに入ってしまうこともある。でもリンクスでプレーする上では皆了解済みだよ」

マイク・ウィア
「風の要因が厳しいね。横風が吹いているときはボールが思った以上に運ばれてしまうから、風にぶつけていくように打っていかなければならない。上手く風の壁にぶつけられればボールの勢いが少し和らいで狙いどおりのフェアウェイに置ける」

グレッグ・ノーマン
「フェアウェイの起伏が激しすぎて、フェアウェイキープは難しい。多分1番なんて全体の20%くらいしかフェアウェイキープできないだろう」

コリン・モンゴメリー
「1番のフェアウェイキープが20%?私が今日の午後4時に最高のフェードボールを左側狙いで打ったんだ。通常では完璧なショットだったが、フェアウェイ右に外れた。でも近くにいたマーシャルがこれはラッキーな結果だと言っていたよ。20%なんて多すぎ、もっと厳しい。17番に関しては10%いかないね、保証する」

タイガー・ウッズ
「今日、17番は2番アイアンでカットに打ったんだけど、フェアウェイに置くはずが、結果は左の深いラフだったよ。狙いよりも30ヤード外れた」

起伏の激しいフェアウェイ、背の高いラフ、そして戦略的に配置された106個のバンカー、アグレッシブにプレーしたいと考えるプレーヤーたちを躊躇させる。そしてやっとの思いで捉えたグリーンも、早くてラインが読みづらい。

マイク・ウィア
「全体的に調子が良い選手しか勝てないだろう。ここでチャンピオンになるというのはかなり大変なことだ」

*本日7/17午後5時から全英オープンスタート。ザ・ゴルフ・チャンネルの「全英オープン」注目組映像中継では午前スタート組はタイガー・ウッズセルヒオ・ガルシアルーク・ドナルド組を放映予定。タイガーの1番ティーオフからホールアウトまで全ショットを衛星生中継予定。

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