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2016年 アバディーンアセットマネジメント ポール・ローリーマッチプレー
期間:08/04〜08/07 場所:アーチャーフィールドリンクスGC(スコットランド)

C.ウッドがアーチャーフィールドでの初日を楽勝でクリア

トップシードのクリス・ウッドは、「アバディーンアセットマネジメント ポール・ローリーマッチプレー」初戦でブレット・ラムフォードを4&3で下し、難なく2回戦へと駒を進めた。

イングランドのウッドは、今大会を制覇することで「ライダーカップ」出場を確定的にし、新婚生活の始まる今月末を、(ライダーカップ開催の)ヘイゼルティン行きを懸けて戦うのではなく休日に当てたいと考えている。

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「BMW PGA選手権」王者のウッドは、アーチャーフィールドリンクスでラムフォードと対戦することについて、相手のショートゲームを警戒する発言をしていたが、出だしこそ豪州のラムフォードがバーディを奪うも、その後はウッドによる順調な船旅が続く展開となった。

2番でバーディを奪ってバウンスバックを果たしたウッドは、パーとした4番と7番でもアップを奪うと、パー5の11番はイーグルでモノにした。その後、ウッドはバーディとした14番を取り、4アップとして最小限の労力で初戦突破を決めた。

「今週は優勝する絶好のチャンスだと考えたいね」とウッド。「155人に勝たなくてはならないわけではなく、理論上は6、7人に勝てばいいわけだからね。そんなに簡単じゃないことは分かっているよ。今日だってラミーとプレーしたけど、彼はショートゲームの達人だから、片時も、このホールはもらった、なんて思うことはできなかったよ」。

「今日の初戦を突破するには、良いプレーが必要だったのは分かっていたけれど、初戦で勝つのはいつだって良いものだね」。

「7番までに2アップとすることができ、主導権を握っていると感じたよ」。

「今日はパットがそれほどでもなかったけれど、チャンスにつけ続けることができた。毎ホール、ピンそば3、4mにつけることができれば、相手を根負けさせることができるからね」。

ウッドは2回戦で、ウェールズのガレス・ライトを4&3で下した第32シードで同胞のダニエル・ブルックスと対戦する。

金曜は、日曜に強風が予想されることから、2回戦と3回戦が行われるようスケジュールが変更されたため、その試合の勝者は36ホールをラウンドすることになる。

大会ホストのポール・ローリーも、初戦でデンマークのルーカス・ビェルレガードを4&2で下して2回戦へと駒を進めた。

ビェルレガードがバーディで14番のみを取ったのに対し、ローリーは1番、6番、8番、11番、そして16番でバーディを奪って5ホールを奪取した。

豪州のリチャード・グリーンは、残り7ホールで2ダウンと劣勢に立たされるも、そこからの5ホールで3つのバーディを奪って盛り返し、3&2でリー・スラッテリーを下して、ローリーと対戦する2回戦進出を決めた。

「今日は良いプレーだった」とローリー。「ここ10日間ほど首の痛みに苦しめられていたのだけど、今日は体調が万全だったし、そうなればバーディを奪える感じがする。クラブを振る速度も上がってくるからね」。

「今日は、正直言って、長い間感じたことがないくらい、最高の感じがしたね」。

「リチャードとは、もう随分長いこと一緒にプレーしていない。彼は同世代なんだよ。僕よりはちょっと若いかもしれないけれど、明日は若さとは無関係の勝負になるね。ただ、誰が相手であれ、しっかりとしたゴルフをプレーしないといけないね」。

地元期待のマーク・ウォーレンは、9番からの5ホールで4つのバーディを奪うなど、3&2で第5シードのホルヘ・カンピージョを退けた。

次戦でスコットランドのウォーレンは、初戦で15ホールを7アンダーで回り、4&3でチェイス・ケプカを下したスウェーデンのマグヌス・カールソンと対戦する。

もう一人のスコットランド人、第8シードのリッチー・ラムゼイも勝利を収めた。昨年の大会で準決勝進出を果たしたデービッド・ハウエルと対戦したラムゼイは、1アップで初戦突破を決めた。

次戦、ラムゼイは、20ホールに及ぶグレゴリー・アブレとの死闘にイーグルでピリオドを打ったフィンランドのローペ・カッコと対戦する。

22ホール目でようやく米国のピーター・ユーラインに競り勝ったイングランドのオリバー・フィッシャーは、パブロ・ララサバルに2&1で勝利した同じくイングランドのサイモン・カーンと2回戦で対戦する。

初戦でジョン・ジンと対戦した第16シードのミッコ・イロネンは、6ホール終了時点で相手に先行を許すも、前後半の折り返しの4ホールでバーディを2つ奪って盛り返すと、最後はジョンが16番でボギーを叩いたことにより、3&2でフィンランドのイロネンが勝負をモノにした。

ドイツのマキシミリアン・キーファーは、15ホールを6アンダーで回り、3&2でエドアルド・モリナリを下して、イロネンとの2回戦へ駒を進めた。

ヨアキム・ラガーグレンに2&1で勝利したリチャード・ブランドは、ロバート・ディンウィディに3&2で勝利したイングランドの同胞のアンソニー・ウォールと2回戦で対戦する。

デービッド・ホーシーは、序盤こそ、2番でイーグルを奪ったセバスティアン・グロスの後塵を拝する展開となったが、第21シードのフランス人選手がそこからバーディ1つを奪うに留まったのに対し、ホーシーは5番、7番、8番、10番、12番、13番、そして14番を奪取し、6&4の圧勝で2回戦進出を決めた。

ホージーは金曜の朝に、ジョン・パリーを19ホール目で下した南アフリカのヘイドン・ポルテウスと対戦する。

関連リンク

2016年 アバディーンアセットマネジメント ポール・ローリーマッチプレー

  • 2016/08/04~2016/08/07
  • 優勝:A.ウォール
  • 賞金総額:1,000,000
  • アーチャーフィールドリンクスGC(スコットランド)


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