首位に2打差、逆転圏内で最終日を迎える大江香織。開幕戦から3週連続のツアー初勝利者誕生なるか！？

「Tポイントレディスゴルフトーナメント」2日目は韓国勢が躍進を見せる中、首位タイからスタートした大江香織が3バーディ、3ボギーのイーブンパーで終え、通算4アンダーの4位タイでホールアウト。一歩後退したものの、首位に2打差とツアー初勝利を逆転圏内につけて最終日を迎える。

自身初めての首位に立ち、注目を集める中で迎えた2日目。「朝はすごい緊張していたけど、始まっちゃえば何とか大丈夫でした」と、3番（パー3）で幸先良くバーディを先行させる。前半を2バーディ、1ボギーにまとめて前半を終えたが、後半の13番、15番といずれもアプローチを寄せきれずのボギー。それでも、最終18番で4mを沈めてバーディフィニッシュとし、首位の背中が見える位置でホールアウトした。

「もうちょっといけたかな。後半落としちゃったので・・・」と反省を口にしながらも、「オーバーパーにはならなかったので、まずまずかな」と表情は明るい。「せっかくのチャンスなので、ガンガン攻めていければと思います」と自らを鼓舞した。斉藤愛璃、イ・ボミと続き、開幕から3週連続でツアー初勝利者の誕生なるか。明日は、最終組の1つ前から黄アルム、李知姫と同組でスタートを切る。（鹿児島県姶良市／塚田達也）