昨年はクリスマスには届いた招待状が年末に届き安堵の表情を浮かべる池田勇太

海外男子メジャーの初戦として4月に開催される「マスターズ」の出場選手に贈られる招待状が池田勇太、石川遼の手元に届き、4日に成田空港で行われた「ザ・ロイヤルトロフィ」に向けた出国会見で披露された。

3年連続3回目の出場となる石川は「過去2回は予選落ちになってしまったが、今年は優勝争いをする気持ちで挑みます」と力強く語った。昨年予選落ちが決定した直後にテレビ解説をしていた中嶋常幸から「来年は優勝争いするぐらいの気持ちで行きなさい」と言われ、石川はそのためにもと2010年シーズンを戦ってきた。

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招待状を手にしたとき「みんなに隠れてガッツポーズをしました」と話す石川。この日の会見場に姿を見せるなり、招待状を手にして「毎年内容は同じなんですけどね。一番下の日付が変わるんで記念になります」と満面の笑みを見せていた。

また2年連続2度目の出場となる池田は「こうして2年連続でオーガスタに行けるのは嬉しいことです。昨年初めて出場して予選も通ることができて、よりオーガスタに対する印象も濃くなった。オーガスタに戻れる嬉しさ、安堵感もある。昨年はクリスマスの時期に届いたのに、今年は年末だったので、本当に届くのか不安もあった」と、安堵の表情を浮かべる。

石川の優勝争いが目標という言葉に対し池田は「昨年経験して予選通過の難しさも分かったので、まずは予選を突破。そしてできるだけ上位に入れるようにしたいと思います」と、少しばかり謙虚に目標を立てる。