2019/05/28優勝セッティング

アプローチが安定 勝みなみの優勝ギア

大会名:中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン 日時:5月24日(金)~5月26日(日) 開催コース:中京GC石野コース(愛知) 優勝者:勝みなみ 勝みなみが通算14アンダーとし、今季2勝目を挙げた。3日間を通してのフェアウェイキープ率は69%、パーオン率は全体で2位となる85%と安定した数字を残した。「アプローチの距離感がよかったです」と振り返った。 今季初勝利を挙げた3週前の「パナソニックオープンレディース」からクラブの変更はなし。3日間で最も活躍したクラブについては「PW」と語った。最終日17番2打目122ydから、続く18番2打目123ydからそれぞれ3mにつけてパーセーブした。 <...
2019/07/22優勝セッティング

ショットメーカー小祝さくらの初優勝を支えた14本

大会名:サマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメント 日時:7月19日(金)~7月21日(日) 開催コース:イーグルポイントGC(茨城) 優勝者:小祝さくら 21歳の小祝さくらが、最終日に盤石のプレーで魅せた。7アンダー、ノーボギーで大会レコードを1打更新する17アンダーとし、逆転でツアー初優勝を飾った。優勝賞金1080万円を手にし、賞金ランキングは11位に浮上した。 試合前日までに降った雨の影響でグリーンは軟らかくなり、連日伸ばし合いとなった。3日間の平均ストロークは「66.33」をマーク。ボギーは2日目の7番だけだった。ダンロップ スリクソン Z785 ドライバーを使用し、...
2019/06/18優勝セッティング

今季2勝目 鈴木愛が投入した「ピン G410 LST ドライバー」

大会名:宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント 日時:2019年6月13日(木)~16日(日) 開催コース:六甲国際GC(兵庫) 優勝者:鈴木愛 鈴木愛が通算12アンダーで3月「ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ」に続く今季2勝目を挙げた。 14本は契約するピンで揃えられ、大会前の10日(月)から「G410 LST ドライバー」を投入した。 フェアウェイキープ率は第1ラウンド86%、第2ラウンド50%、第3ラウンド71%、最終ラウンド50%と操作性に課題を残した。「初日はすごくよかったが、2日目以降はアドレスの向きが悪いので全然違う方向に飛んでいった」と、ま...
2019/03/18優勝セッティング

開幕2戦連続でピン契約選手が勝利 鈴木愛も『G410 PLUS』

大会名:ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ 日時:2019年3月15日(金)~17日(日) 開催コース:土佐CC(高知) 優勝者:鈴木愛 首位と2打差の3位からスタートした2017年の賞金女王・鈴木愛が通算9アンダーとして後続に4打の差をつけ、昨年6月「ニチレイレディス」以来のツアー10勝目を逆転で飾った。 3日間を通して12バーディ3ボギーの安定したゴルフを展開した。連日の強風の影響でフェアウェイキープは47%にとどまったが、平均パット数を「27」に抑え、パット巧者のポテンシャルを発揮した。 前週の開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」を制した比嘉真美子に続き、2戦連続で...
2019/05/14優勝セッティング

初優勝の渋野日向子はピン契約 ライ角はすべてフラット調整

大会名:ワールドレディスサロンパスカップ 日時:5月9日(木)~5月12日(日) 開催コース:茨城GC東コース(茨城県) 優勝者:渋野日向子 20歳の渋野日向子が通算12アンダーでツアー初優勝をメジャーで飾った。首位に並んで最終日を迎えたペ・ソンウ(韓国)との一騎打ちを制した。 ピンと用具契約を結ぶ渋野。今大会で平均飛距離253ydをマークしたドライバーなど、ウッド系は3月中旬から同月発売のG410シリーズでそろえている。 4日間のパーオン率は72%とキレが目立ったアイアンは昨季からi210だ。ハンドダウンの強いアドレスのため、ウッド、アイアンともにライ角は標準よりフラットに調整している。 「...
2019/04/08優勝セッティング

賞金女王お墨付きの地クラブ 成田美寿々の優勝ギア

大会名:ヤマハレディースオープン葛城 日時:2019年4月4日(木)~7日(日) 開催コース:葛城GC山名コース(静岡) 優勝者:成田美寿々 成田美寿々が4打差を逆転し今季初優勝した。首位で出たアン・ソンジュ(韓国)との接戦を制した。 クラブ契約フリーの26歳は、PXGを中心に14本を固めているが、「今年一番大きく変えた」のはウェッジ。栃木県にある地クラブメーカー「Modart(モダート)」のウェッジ2本を今季開幕前に新投入したのは、同じく契約フリーのアン・ソンジュに昨年、勧められたからだ。 首位で並んだ最終18番(パー5)、2打目地点に向かう途中もアンの横を歩き、「ウェッジの話をずっとしてい...
2018/05/29優勝セッティング

契約フリーで選んだ1Wはロッディオ 岡山絵里の初Vクラブ

大会名:リゾートトラスト レディス 日時:2018年5月25日(金)~27日(日) 開催コース:関西ゴルフ倶楽部(兵庫) 優勝者:岡山絵里 2015年のプロテスト合格で21歳の岡山絵里が、勝みなみとのプレーオフを制してツアー初優勝を飾った。今季は永峰咲希、新垣比菜、ペ・ヒギョン(韓国)に続いて、初タイトルを獲得した4人目の選手となった。 キャディバッグやキャップ、ボールは住友ゴム工業と契約するが、クラブは2017年から契約フリーで活動する。1Wはグローブライド傘下のスポーツライフプラネッツ『ロッディオ タイプM』を使用。ツアーではあまり見慣れないブランドだが、「構えたときの顔が私に合っている気...
2018/06/05優勝セッティング

「変装して」購入したパターが大活躍 大山志保の復活Vクラブ

大会名:ヨネックスレディスゴルフトーナメント 日時:2018年6月1日(金)~3日(日) 開催コース:ヨネックスカントリークラブ(新潟) 優勝者:大山志保 単独首位からスタートした大山志保が最終日を「68」で回り、後続に4打差をつける通算10アンダーで通算18勝目を達成。故障によるツアー離脱から復帰4試合目で、2シーズンぶりの優勝を飾った。 首から背中にかけての痛みによりフルスイングを封印する中、さえわたったのはグリーン上のプレーだ。バーディパットは次々とカップに吸い込まれ、後続を突き放すチャージを演出。今年から使用するテーラーメイドの『スパイダー ツアー レッド』について「構えやすいし、打感...
2018/06/04優勝セッティング

アイアンセットは自腹で 市原弘大が選んだ“忖度”のない優勝ギア

大会名:日本ツアー選手権 森ビル杯 Shishido Hills 日時:2018年5月31日(木)~6月3日(日) 開催コース:宍戸ヒルズカントリークラブ(茨城県) 優勝者:市原弘大 プロ転向から18年。市原弘大が、パッティングのイップスや腰のヘルニアを克服し、ついにツアー初優勝を手に入れた。大会週の火曜日に36歳の誕生日を迎え、「人生の半分をプロゴルファーとして過ごしている。シードを獲ったり落としたり、アジアに行ったりいろいろな経験をさせて頂いた。優勝こそなかったけど、自分でもよくやっているなと思っていた」と、自身のプロ人生を回想していた時期だった。 昨シーズンは賞金ランク88位でシードを落...
2018/08/20優勝セッティング

ウッズ使用ボールにハイスペック1W 大里桃子の優勝ギア

大会名:CATレディース 日時:2018年8月17日(金)~19日(日) 開催コース:大箱根CC(神奈川県) 優勝者:大里桃子 大里桃子が通算10アンダーでツアー初優勝。首位で出た最終日に同じ最終組だった格上・森田遥に迫られながら、2打差で競り勝った。7月のプロテストに合格したばかりの20歳は、身長170cmと恵まれた体格を生かし、ハイスペックなクラブを使いこなす。 ブリヂストンスポーツと用具契約を結び、1Wは「ツアーB XD-3C ドライバー」にシャフト「三菱ケミカル クロカゲ XT 60」(45.5インチ、硬さS)の組み合わせ。同社の担当者は「女子選手でこのシャフトのスペックを使うのは珍し...
2018/08/27優勝セッティング

ロングアイアンは最新モデル 出水田大二郎の優勝クラブ

大会名:RIZAP KBCオーガスタ 日時:2018年8月23日(木)~26日(日) 開催コース:芥屋ゴルフ倶楽部(福岡) 優勝者:出水田大二郎 25歳の出水田大二郎が待望のツアー初優勝を飾った。最終日に首位からスタートし「69」とスコアを3つ伸ばして通算14アンダー。2位に1打差とし、プロ8年目で初タイトルを手にした。 183㎝、88㎏の大型プレーヤーらしく飛距離が一番の武器だ。初めてシード選手として迎えた今季のドライビングディスタンス部門では全体10位(296.15yd)につけている。キャディバッグに入ったウッドは2本だけ。2I代わりのアイアン型UT(ダンロップ スリクソン Z U45 ユ...
2018/05/22優勝セッティング

ドライバー好調でグリーン狙いやすく ペ・ヒギョンの優勝ギア

大会名:中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン 日時:2018年5月18日(金)~20日(日) 開催コース:中京GC石野コース(愛知) 優勝者:ペ・ヒギョン 25歳のペ・ヒギョン(韓国)が通算13アンダーでツアー初優勝。会見では「先週からだいぶショットがよくなった。フェアウェイから2打目を打てるようになったので、グリーンを狙いやすくなりました」とドライバーの好調さを勝因にあげた。 今季はキャロウェイ GBB エピック フォージド ドライバーとキャロウェイ ローグ サブゼロ ドライバーを併用していたが、今週はローグに固定し「これまでは左に曲げることが多かったが、それがなくなった。ドライバーがよ...
2018/10/15優勝セッティング

驚異のFWキープ率100% 稲森佑貴の初優勝ギア

大会名:日本オープンゴルフ選手権競技 日時:2018年10月11日(木)~14日(日) 開催コース:横浜カントリークラブ(神奈川) 優勝者:稲森佑貴 2011年に16歳の若さでプロ転向してから7年。24歳になった稲森佑貴が通算14アンダーでツアー初優勝をメジャーで飾った。 15年から3年連続でフェアウェイキープ率1位を記録するなど、ティショットの名手として知られる。16年にはツアー最高の71.66%(記録が残る2001年以降)をマーク。今季はそれを上回る75.94%(10月14日時点)という驚異的な数字を残している。今大会最終日は、なんと一度もフェアウェイを外さず100%を記録した。 初優勝の...
2018/10/22優勝セッティング

2本のウェッジがこだわり 今平周吾の14本

大会名:ブリヂストンオープンゴルフトーナメント 日時:2018年10月18日(木)~21日(日) 開催コース:袖ヶ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コース(千葉) 優勝者:今平周吾 賞金ランキングトップの今平周吾が今季初優勝した。上がり3連続バーディを奪い、前半に最大4打差ついた川村昌弘を終盤17番に逆転した。後続に3000万円以上の差をつけ、自身初の賞金王に向かう。 今平をサポートするメンバーは「取り組み方が良い意味で大きく変化している」と口をそろえる。今年からトレーナーと年間契約を結び、試合への準備を進める。クラブ契約を結ぶヤマハの担当者は「クラブをテストする回数は、格段に増えている」。コンビを組...
2018/10/22優勝セッティング

信頼のミズノ製ウェッジ アン・ソンジュの優勝クラブ

大会名:NOBUTA GROUP マスターズGCレディース 日時:2018年10月18日(木)~21日(日) 開催コース:マスターズゴルフ倶楽部(兵庫) 優勝者:アン・ソンジュ 最終日の前夜は5打リードの単独首位にいながら「寝られなかった」というアン・ソンジュ(韓国)が、通算12アンダーで逃げ切り今季5勝目を挙げた。終盤戦を迎えている賞金レースでも、2位に約3600万円差をつけて独走態勢を築いた。 1W数本を使い分ける今季、最終日は朝練習の状態を見てピンの『G400 LSテック ドライバー』を手にとった。今大会前までの4 勝は、キャロウェイの『ローグサブゼロ』と『ローグ』でマークしたものだった...
2018/06/26優勝セッティング

ダンロップの孝行息子 秋吉翔太が未発売モデルのアイアンで2勝目

大会名:ダンロップ・スリクソン福島オープン 日時:2018年6月21日(木)~24日(日) 開催コース:グランディ那須白河ゴルフクラブ(福島) 優勝者:秋吉翔太 秋吉翔太が5月の「ミズノオープン」以来となるプロ2勝目を飾った。首位と2打差からスタートした最終日は9バーディ、1ボギーの「64」をマーク。通算20アンダーとして山岡成稔を1打差で振り切った。 初めて出場したメジャー「全米オープン」を終え、大会開幕2日前の19日(火)に帰国。コース入りした20日(水)に、秋吉を待っていたのは用具契約を結ぶ住友ゴム(ダンロップ)の多くのスタッフだった。雨の降る練習場でテストを重ねたのは、未発売のニューモ...
2022/05/16優勝セッティング

新アイアン投入初戦で優勝 今平周吾はヤマハのフラッグシップモデルに太鼓判

◇国内男子◇アジアパシフィックダイヤモンドカップ 最終日(15日)◇大洗GC(茨城)◇7163yd(パー70) 今平周吾は手になじむギアを長く使う選手のひとりとして知られている。新しいクラブもじっくりテストしてから好結果につなげるタイプ。だからこそ、今季初勝利、ツアー通算6勝目を呼び込んだギアの変更は珍しい。 前回優勝した昨年9月の「フジサンケイクラシック」からウッド、UTはすべて同じ。今大会はアイアン(5番からPW)を昨年10月末に発売されたヤマハのRMX VD ツアーモデルにスイッチしたばかりだった。「先週、体調を崩してラウンドも1回しただけ。まったくイメージがない状態だったので、このタイ...
2021/08/02優勝セッティング

パターとショットの練習比率は6対4 吉田優利はジュニアからの愛用パターで初V

◇国内女子◇楽天スーパーレディース 最終日(31日)◇東急グランドオークゴルフクラブ (兵庫)◇6568yd(パー72) ウィニングパットを沈めると吉田優利は両手を上げて満面の笑みを浮かべた。ギャラリーに見守られながら、プロ2年目でつかんだ初Vに「優勝したんだな」と実感がわいた。 トップを1打差で追う最終日。「1打差を意識していたわけではないけど、きょうはきょうでいいプレーをしよう」と誓い、1番をパーでスタート。しかし、続く2番でピン左手前カラーからのアプローチショットをミスし、1.5mのパーパットを外してボギー。 「でも、このボギーはある意味自分にとってきっかけになるようなボギーだった。ボギ...
2021/08/23優勝セッティング

比嘉一貴 ブリヂストンの未発売ドライバーでコースレコード

◇国内男子◇長嶋茂雄招待セガサミーカップ 最終日(22日)◇ザ・ノースカントリーGC(北海道)◇7178yd(パー72) 比嘉一貴のツアー通算2勝目をブリヂストンの未発売ドライバーがアシストした。ソール部分にはブランドのシンボルマーク、そしてネックに近い部分にブランド名と見られる「B1」のロゴが記されている。 比嘉は納得いくまで簡単にクラブをスイッチできない選手のひとりだが、今作は「テストの段階ですごく良かった。球がねじれない、きれいな縦回転というかサイドスピンが少なくて。ミスに強く、風に強いと思います。良い回転で飛べば、横風の影響も少ない」と、早々に好印象を持った。 上井邦裕と競り合ったサン...
2020/08/17優勝セッティング

“ジャンボ仕様”の1Wで生み出す圧倒的飛距離 笹生優花のプロ初優勝ギア

◇国内女子◇NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 最終日(16日)◇軽井沢72ゴルフ北コース(長野県)◇6710yd(パー72) 昨年プロテストに合格し、今年ルーキーイヤーを迎えた笹生優花。身長166㎝、体重63㎏のバネのある身体から放たれる1Wショットのヘッドスピードは約46.5m/sで、「飛距離は250から260ヤード」と言うものの、風や状況次第で軽く280ydを超え、300ydにも迫る威力を誇っている。昨年、国内女子ツアーの平均飛距離1位は穴井詩の260.67yd。笹生の飛距離はすでにトップクラスにある。 プロ初優勝をつかんだ1Wは、昨年末から指導を仰ぐ尾崎将司が見立てた、テーラーメイドM...