T.イメルマンが単独首位!タイガー苦戦、日本勢は・・・
ジョージア州アトランタ郊外のオーガスタナショナルゴルフクラブで開催されている、2008年のメジャー第1戦「マスターズ」の2日目。この日も最高気温27度を越える暖かい中でのラウンドで、上位選手は好スコアが続出している。
単独首位に立ったのは、4アンダー首位タイからスタートしたトレバー・イメルマン(南アフリカ)。6番パー3で今大会初めてのボギーを叩いたが、5バーディを奪い通算8アンダーまでスコアを伸ばしている。上がり2ホールとなる17番、18番で8メートル程の長いバーディパットを決めて一歩抜け出した。
1打差の7アンダー単独2位はブラント・スネデカー。スネデカーも上がり2ホール連続バーディを奪いイメルマンをぴったりとマークしている。5アンダー3位には、3度目のグリーンジャケットを狙うフィル・ミケルソンとスティーブ・フレッシュ。さらに、イアン・ポールター(イングランド)の3人。
優勝候補のタイガー・ウッズは、この日もストレスの溜まるラウンドとなった。1番でバーディが先行するものの、スコアを伸ばしたい2番パー5ではボギー。前半を2バーディ、2ボギーのイーブンパーで折り返す。後半は13番パー5で確実にバーディを奪うなど1つスコアを伸ばし1アンダー13位タイ。首位とは7打差で決勝ラウンドを迎えることになった。
一方、日本勢だが、午前中にラウンドした片山晋呉は、4バーディ、5ボギーの1オーバーと踏ん張った。しかし、初日の7オーバーとあわせ通算では8オーバー、自身2度目の予選落ち。最終組でスタートした谷口徹は7番でボギーの後、8番パー5でバーディ。13番クリークに捕まるなどダブルボギーを叩くが、16番、17番で連続バーディ。通算4オーバーで粘ったが、1打足りず日本勢はいずれも予選で姿を消すことになった。