舞台はフロリダへ 松山英樹がバースデーウィークに参戦

米国男子ツアーは西海岸シリーズを終え、戦いの場は大陸を横断。25日（木）にPGAナショナルで開幕する「ザ・ホンダクラシック」から4週に及ぶフロリダ・スイングに入る。欧州の競合選手も続々登場。4月のメジャー初戦「マスターズ」を見据えた争いが本格化する。

悪天候により決着が月曜日に持ち越され、パドレイグ・ハリントン（アイルランド）が7シーズンぶりの優勝を飾った前年大会。ジャック・二クラスが1990年に手を加えたコースの名物といえば、15番からの難関3ホール“ベア・トラップ”に他ならない。ウォーターハザードが絡むワナをいかにくぐりぬけるかが、勝利へのキーポイントになる。

フィールドの世界ランク最高位の選手は3位のロリー・マキロイ（北アイルランド）。リッキー・ファウラーとともに、コース近隣のパームビーチに拠点を持つ。そのファウラーを「ウェイストマネジメント フェニックスオープン」のプレーオフで破った松山英樹は、初日の25日（木）が誕生日。24歳になって迎える最初の試合で今季2勝目を狙う。

日本勢はほかに1月の「ファーマーズインシュランスオープン」で18位、2週前の「AT＆Tぺブルビーチナショナルプロアマ」で4位に入った岩田寛が、下部ツアー出身選手による前週末のリシャッフルを経て、今大会の出場権を獲得した。石川遼は腰痛のため欠場する。

＜主な出場予定選手＞
パドレイグ・ハリントン、ルーク・ドナルド、リッキー・ファウラー、セルヒオ・ガルシア、ブランデン・グレース、ザック・ジョンソン、デービス・ラブIII、松山英樹、ロリー・マキロイ、フィル・ミケルソン、パトリック・リード、アダム・スコット、岩田寛