スタートから12ホールで8アンダー！首位タイ発進としたJ.ワグナー（Chris Trotman /Getty Images）

◇米国男子◇グリーンブライアークラシック 初日◇ジ・オールドホワイトTPC （ウェストバージニア州）◇7,287ヤード（パー70）

ここ最近の雨の影響で湿ったコースには、プリファードライが適用された。軟らかいグリーンは積極的な攻めを受け入れ、大会初日は好スコアが続出する展開となった。

＜＜　下に続く　＞＞

首位に立ったのは通算8アンダーをマークした二人。その一人、ジョンソン・ワグナーは12番でイーグルを奪った時点で8アンダーに達していた。しかし、残り6ホールはすべてパー。2010年の同大会最終日にスチュワート・アップルビーが記録した「59」の再現はならなかったが、「62を出してがっかりというのは、嬉しいことだよ」と、口ひげをすっきりそり落としたワグナーは笑った。

そのワグナーと並ぶのは、トミー・ゲイニー。「今日は運良くいくつかのパットを決められた。ここではパットが決まるかどうかが勝負だよ」と、自身の8バーディノーボギーのラウンドを振り返った。通算6アンダーの3位タイにはウェブ・シンプソンとジン・パーク（韓国）が続いている。また、先週3位タイに入ったドンファン（韓国）は、今週も通算4アンダーの9位タイと好スタートを見せている。

一方で、石川遼は苦戦の初日。10番スタートのこの日、14番でバーディを先攻させるも、折り返した後半は4ボギーとスコアを落として通算3オーバーの126位タイ。先週に続いて、予選落ちの危機の中、2日目を迎えることとなった。