下川めぐみはホワイト派 日本人シード選手初のボルビック
2017年1月に「マスターズ」覇者のバッバ・ワトソンがボール契約を結び、話題を呼んだ「ボルビック」ブランド。ワトソンは今季からタイトリストに戻して2年ぶりの優勝を遂げたが、今年2月、国内女子の日本人では初となる契約シードプロが誕生した。初優勝が待たれる34歳の下川めぐみで、今季はボールのほか、ロゴ入りのキャディバッグとキャップを使用する。
所属事務所を通じてオファーが入った当時から、契約すれば日本人シード選手で初になることは知っていたという。「そりゃ(契約に)いかなきゃと思って」。もちろん、テストを重ねて理解を深めた性能も決め手になった。「距離が出るのに、スピン性能もすごくいい。“いいとこどり”のボール、という感じでしたね」と、2018年シーズンの開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」から投入した。
使用モデルは、2016年発売の3層構造のウレタンボール『S3 ボール』。ボルビックのボールといえばオレンジやピンクなどカラフルなイメージが強いが、下川はホワイトでシーズンを戦う予定。