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「いま僕はココにいます」Vol.28ニュージーランド編

人は彼のことを“旅人ゴルファー”と呼ぶ。川村昌弘・24歳。2012年のプロデビューから活躍の場は日本だけでなく、ユーラシア大陸全土、そのまた海の向こうにも及ぶ。幼い頃から海外を旅することこそが夢で、6年間のプロ生活で巡った国の数は実に30以上。キャディバッグとバックパックで世界を飛び回る渡り鳥の経路を追っていこう。

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プロゴルファーの川村昌弘です。
いま僕は、クイーンズタウンにいます。

3月1日(木)開幕のアジアンツアー「ISPS HANDA ニュージーランドオープン」に出場するため、ニュージーランドにやってきました。前週滞在していた米国サンディエゴからロサンゼルス、成田、羽田、関西空港、オークランド、そしてクイーンズタウン。陸路と空路で太平洋を渡り、南半球へ…。日本とは4時間の時差(ニュージーランドが進んでいる)がありますが、もう時差ボケがひどすぎるのか、逆につらくありません。

ニュージーランドは初訪問。人生で31カ国目の入国になりました。日本の選手たちにすごくいいところだと聞いていましたが、コースからの景色がとにかくきれい! 青い空に美しい山々が一望できます。朝晩は涼しく、日が出ると暖かい。ゴルフをする環境として気候も最高です。

今週の試合は日本やアジアでは珍しい形式で行われます。1組4人でプレーしますが、このうち2人は一般のアマチュア選手。プロゴルファーは普段のストロークプレー(4日間72ホール)を行いながら、それぞれ1人のアマとタッグを組んでチーム戦も同時進行させます。米ツアーでは「AT&Tペブルビーチナショナルプロアマ」が有名ですが、僕としてもこの“プロアマ形式”の試合に出るのは初めて。とても楽しみです。

個人の結果がチーム戦を左右するので、気が抜けません。ちなみにプロは個人戦で予選落ちしても、アマチュア選手とのチーム戦のスコアが良ければ週末の2日間もアマと一緒にプレーします。こういう特殊な試合ができるのも、ゴルフの良いところです。

<今週のブレックファースト>
会場のミルブロックリゾートは、日本人オーナーのクラブ。食事には本格的な和食も用意

旅人ゴルファー

Profile

川村昌弘
川村昌弘Masahiro Kawamura
1993年6月25日・三重県生まれ。5歳の時に父と一緒にゴルフを始め、小学生時代には全国大会の常連選手に。ジョーダン・スピースやジャスティン・トーマスらと出場したフランスでのジュニア大会をきっかけに将来の海外転戦を夢見る。高校卒業後にプロ転向し、2013年に20歳で出場した日本&アジアン共同主管大会「アジアパシフィックパナソニックオープン」でツアー初優勝を飾り、海外進出の足がかりを得た。
川村昌弘選手の略歴・戦績はプロフィールページで

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