新規開催コースで世代超えた戦い 永久シード王手の申ジエは佐久間朱莉、安田祐香と同組
◇国内女子◇Sky RKBレディスクラシック 事前情報◇福岡雷山GC(福岡)◇6489yd(パー72)
シーズン第9戦となる3日間大会が16日(金)に開幕する。賞金総額1億2000万円(優勝2160万円)を108人(うちアマチュア4人)が争う。
開催コースは2012年から昨年「RKB×三井松島レディス」までの福岡CC和白Cから、福岡雷山GCに舞台を移す。同コースは6月の男子下部ツアー「ジャパンクリエイト チャンレンジin福岡雷山」を2013年から開催してきた実績があり、選手にとって緊張感のある“新規トーナメント”になる。
昨年大会で2連覇を飾った米ツアーメンバー岩井千怜は不在。同じく米ツアーメンバー山下美夢有も今季国内初戦として出場を予定していたが、欠場が発表された。
国内メジャー「サロンパスカップ」の翌週ではあるが、年間ポイントランキング上位20人中、3位の岩井千怜、体調不良の7位・藤田さいき、20位のイ・ミニョン(韓国)を除く17人が出場する。
「サロンパスカップ」で通算29勝(日本ツアーメンバー外での2勝を除く)を飾った37歳の申ジエ(韓国)は永久シードがかかる2連勝に挑む。他に今季トップ10が3回の42歳の全美貞(韓国)、今季1勝で37歳の穴井詩らベテラン勢、ポイントランク2位の佐久間朱莉、4位の菅楓華、5位の安田祐香、6位の河本結、9位の小祝さくらら若手、中堅が勢ぞろい。ここまで8試合の優勝者が20代5人、30代3人という流れの中で世代を超えた熱戦が展開されそうだ。
初日の組み合わせは14日に発表され、申ジエは佐久間、安田と同組になった。
<主な出場選手>
申ジエ、佐久間朱莉、菅楓華、安田祐香、河本結、全美貞、小祝さくら、穴井詩、神谷そら、木村彩子、大里桃子、桑木志帆、小林光希、工藤遥加、荒木優奈、葭葉ルミ、高橋彩華、菅沼菜々、鈴木愛、横峯さくら、青木香奈子、入谷響、中村心