2014年 ヒュマナチャレンジ クリントンファウンデーション

さらなる高みを求め、トレーニングに精を出すゴルファーたち

2014/01/16 13:52

ゴルフ用のトレーニングを知る

しかし、多くの人たちからよりよい理解を得るために、私はフロンク氏に典型的なゴルフ用のトレーニングをお願いしてみることにした。

“口にするのは一瞬、ぜい肉は一生”という格言を耳にしたことがあるだろうか? あなたの頭の中枢を突いてみれば、私が何を言いたいかがお分かりいただけるだろう。

私は今でも、健康のために体型をキープしようと心掛けている。人生を通じて常にスポーツを続けてきたし、日々のランニングやトレーニングのおかげで、平均的な体型をキープしていると言えるだろう。

そんな私でも、ウォーミングアップ開始からわずか10分後には呼吸が乱れた。ダイナミックなストレッチが要求されるスライドボードを左右に滑るだけで、肩回りや内旋・外旋するコアな動きが大いに刺激された。

ひとたび身体があたたまったところで(実際のところは胸から心臓が飛び出しそうなほどだったが)、ゴルファー向けの複合的なトレーニングがはじまった。大きなゴム製のメディシンボールを使ったり、スクワットをしたり、ボックスジャンプを繰り返したり、逆向きの筋力を鍛えたり、腹筋を鍛えたり・・・。

一連のメニューは1時間ほど続いた。フロンク氏に師事するゴルファーたちはこれを週に3、4日行うそうだ。毎日何時間も続くボールの打ち込みや、ショートゲームの練習は気にしなくてもいい。プレーに加えてトレーニングに意識を置くことは、ランニングやサイクリングやローリング(ボート漕ぎ)のように永遠に続いていくことなのだから。

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