ディフェンディングチャンピオンのパトリック・リードはパー3コンテストにも登場(Mike Ehrmann/Getty Images)

◇メジャー第1戦◇マスターズ 事前情報（9日）◇オーガスタナショナルGC（ジョージア州）7475yd（パー72）

「マスターズ」では開幕前の夜、歴代王者によるパーティが行われる。このチャンピオンズディナーの料理を用意するのは前年覇者の役目。2018年大会を制したパトリック・リードは子ども時代から考えていたというメニューを披露した。

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3月の「ザ・プレーヤーズ選手権」で「みんなをちょっと太らせてやる」と予告していたリードは、サラダ（シーザーサラダとウェッジサラダからチョイス）に続くメインに骨付きのジューシーなステーキを据えた。マック・アンド・チーズ、コーンクリームブリュレ、ほうれん草のクリーム和え、ゆでたブロッコリーといった、米国の伝統なステーキの付け合わせを並べ、カリフォルニア州ナパバレーの赤・白ワインを合わせた。

パトリック・リードが用意したチャンピオンズディナーのメニュー

昨年、グリーンジャケットにそでを通してから5㎏ほどの減量に成功したという。「今晩（ディナー）のためにちょっと痩せたんだ。袖を通してもまだ余裕があるよ」と笑ったが、ホントの目的は別のところにある。

リードはマスターズチャンピオンになってから、欧州ツアーにも積極的に参戦。「もっと強くなるために痩せた方がいいと思ったんだ。特に両方のツアーに出ようと思うと、どんどんシーズンが長くなるからね」。ほぼ一年にわたる大陸間の戦をやり抜く肉体づくりを目指してきた。（ジョージア州オーガスタ／桂川洋一）