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2017年 ウィンダム選手権
期間:08/17〜08/20 場所:セッジフィールドCC(ノースカロライナ州)

土壇場エースでシード獲得も パーマーの孫は届かず

◇米国男子◇ウィンダム選手権 最終日(20日)◇セッジフィールドCC(ノースカロライナ州)◇7127yd(パー70)

PGAツアーは2016-17年シーズンのレギュラー大会を終え、ポストシーズンに突入する。松山英樹がトップに立つフェデックスカップポイントレース。上位125位までの選手が来季のフルシードを獲得し、次週に開幕するノックダウン方式のプレーオフシリーズ(全4戦)に臨む。同126位から200位までの選手は、出場権確保のため下部ツアー選手との入れ替え戦(ウェブドットコムツアーファイナルズ/全4戦)に回る。

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来季の“職場”を占うレギュラーシーズン最終戦の「ウィンダム選手権」で、圏外から125位以内に入り逆転でシードを得たのは4人。大会前のポイントランキングで139位だったマーティン・フローレスは、最終日16番(パー3)でホールインワンを達成するなど「63」をマーク。通算15アンダー7位タイに入り、ランクを118位に上げて来季のフルシードを獲得した。

15番(パー5)をプレー中、フローレスは「シードのためにはあと2つは伸ばさなければいけない」と思ったという。同ホールをパーとして迎えた16番(パー3)で、先に打った同組選手の番手を参考にして、8Iを握ったティショットがカップに吸い込まれ、ホールインワンを達成。「自分があんなに高くジャンプできるなんて知らなかった」と全身で喜び、18番もバーディを決めてプレーオフシリーズに滑り込んだ。涙ぐんで「コーチやサポートしてくれるみんなに感謝したい。一生懸命やってきたことが、きょう結実した」と話した。

ランク148位だったロリー・サバティーニ(南アフリカ)は、最終日「64」で通算17アンダー4位タイに入り、ランク122位に。今季は中盤まで低迷したが、7月からの6試合で約280pt(計375.302pt)を稼いで、2年ぶりにプレーオフシリーズ進出を決めた。

ハロルド・バーナーIIIはランキング138位から、今大会の10位タイでランク123位に入り、フルシードを2年連続でキープ。ツアー3勝、42歳のJ.J.ヘンリーがランク134位からボーダーラインの125位(365.252pt)に滑り込んだ。

一方、ザック・ブレア(ランキング126位)、デービッド・ハーン(128位)、シーマス・パワー(130位/アイルランド)、ダニエル・サマーヘイズ(131位)が今大会の成績を受けて圏外に追いやられた。故アーノルド・パーマーの孫、サム・ソーンダースはランク127位で迎えた今大会を初日3位で発進したが、後退して37位タイに終わり、ランク129位でシード初獲得はならなかった。(ノースカロライナ州グリーンズボロ/桂川洋一)

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