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難敵ぞろいの予選グループ 松山英樹「風があったほうがラク」の真意

◇世界選手権シリーズ◇WGCデルテクノロジーズ マッチプレー 事前情報(21日)◇オースティンCC(テキサス州)◇7108yd(パー71)

「マスターズ」制覇に向けた“ちょっとしたきっかけ”を探る道のりは今週も続く。前週「アーノルド・パーマー招待byマスターカード」で復調に至らなかった松山英樹は、メジャー前の最後の実戦機会となる今大会の事前調整でも不満顔は変わらなかった。

前週の最終日から中2日で開幕する5日間大会。松山は20日(月)午前にフロリダからテキサス入りし、すぐにイン9ホールで練習ラウンドに臨んだ。21日(火)にアウトコースへ。「体力? 余裕です。テンションはガタ落ちですけど…」と、乾いた口調でこぼした。

ラウンド中も、練習場でも。ショットも、パットも、打った直後に撮影したスイング動画をセルフチェックする姿が何度も見られた。「ティショットも曲がるし、セカンドも曲がる。アプローチも調子が悪い」。コロラド川流域の渓谷に作られたアップダウンの多いコースには、テキサス特有の強い風が吹き荒れる。「風があったほうがラク」と言ったのも「風があれば、どっかに打っとけば戻ってくるでしょう…。風を利用して、曲がる分を計算して打てば…」という、なんだか弱気な?作戦ゆえだった。

1グループ4人、3日間にわたる総当たり戦の予選ラウンドの相手はいずれも難敵だ。ジム・フューリックロス・フィッシャー(南アフリカ)、ルイ・ウーストハイゼン(南アフリカ)と試合巧者が集った。決勝トーナメントには各グループの1位選手だけが進出するため「(予選突破には)最低2勝でしょうね」という算段。「まあ、そんなゴルフが(今は)できていないので、どうかと思いますけど…。何かきっかけが見つかればチャンスが増えるかなと思います。まあ、見つかっていたらこんなにイライラしないんですけど」と、考えの大半は対戦相手にまで及んでいない。

マッチプレー形式の戦いも「あんまり好きじゃないですけどね」と話す。だが、ここ数週間の“不振”を加味しつつも、ツアー公式サイトのパワーランキング(優勝予想番付)は8位と周囲の評価は高い。一騎打ちはラウンド中のリズムや流れが勝負を左右する。そして松山も、不調を嘆きつつ「悪くても勝てるときは勝てる。いい準備ができればなと思う」とツボをおさえている。

開幕前日の調整では、グリーン周りからのアプローチをはじめ、ショートゲームを延々と確認。「(ショットが)絶不調だから」と弱音を垂れ流しつつ、最後まであがくのも松山流だ。(テキサス州オースティン/桂川洋一)

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