2017年 ファーマーズインシュランスオープン

ウッズ“年始ワースト”の「76」もツアー復帰に笑顔

2017年 ファーマーズインシュランスオープン 初日 ジェイソン・デイ タイガー・ウッズ ダスティン・ジョンソン
出遅れたウッズ(中)だったが、ホールアウト後は同伴選手と笑顔で復帰の喜びを分かち合った

◇米国男子◇ファーマーズインシュランスオープン初日(26日)◇トーリーパインズGC(カリフォルニア州)◇サウスコース7698yd、ノースコース7258yd(ともにパー72)

1年5カ月ぶりにツアー競技に復帰したタイガー・ウッズは、サウスコースで3バーディ、5ボギー1ダブルボギーの「76」と崩れ、4オーバーの133位タイと大きく出遅れた。

松山英樹が優勝した昨年12月の「ヒーローワールドチャレンジ」(バハマ)で実戦復帰したウッズは、2015年8月「ウィンダム選手権」以来のツアー出場。ジェイソン・デイ(オーストラリア)、ダスティン・ジョンソンとの最注目の組で、大ギャラリーを引き連れた。

2008年の「全米オープン」を含め過去8勝を誇るコース。スタートの1番ティグラウンドで名前がコールされると、割れんばかりの歓声が響いた。「1番ティでの緊張?みんなの応援があって本当にすばらしかった。でも、とにかく左のバンカーに入れないこと、右サイドに打つことだけを考えていたんだ」。ところが、2打目以降は右ラフを渡り歩いてボギーとし、前半アウトの残りホールはすべてパーを並べた。後半10番で左ラフからピンそば3mにつけて最初のバーディを奪い、安堵の笑顔を浮かべ、11番(パー3)もバーディとして大歓声を響かせたものの、その後はティショットが暴れた。

2017年 ファーマーズインシュランスオープン 初日 タイガー・ウッズ
ウッズの周りは復帰戦も人だかり。警備員も物々しい雰囲気を作る

12番から3連続ボギー。15番は大きく左に曲げてダブルボギーをたたいた。「76」のスコアは一年の最初のラウンドとしては、キャリアでワースト(これまでは2015年ウェイストマネジメント フェニックスオープンの「73」)。フェアウェイキープは4ホールだけ。パーオン率も50%にとどまった。「(大会前の雨で)湿ったラフからのプレーは難しかった。ボールに泥がつくことも多かった」と嘆いた。

それでも、会場はウッズが作る興奮で一杯になった。最終18番(パー5)、ジョンソンに続いてデイがバーディを決め、最後にウッズが3mのバーディパットを流し込んでガッツポーズを作った。「1アンダーまで一時的にでも伸ばせたことは良かった。最後は3人でバーディを決められて、ハイタッチしたんだ」と喜びを語る。「あしたは(ノースコースで)グリーンも、コンディションも良くなるはず。僕だけじゃなく、同組のふたりも良いスコアで回れたらいい」。笑顔で戻ってきたタイガー。週末への希望はもちろん捨てていない。(カリフォルニア州サンディエゴ/桂川洋一)

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