3番ではグリーン奧にこぼしてダブルボギーとした松山英樹

大会3日目を迎えた海外メジャー今季第2戦「全米オープン」。ノースカロライナ州にあるパインハーストNo.2は、決勝ラウンドに入ってその牙を露わにした。

硬いグリーンと厳しいピンポジションが選手たちを苦しめる。2日目を終えて通算イーブンパーの14位タイにつけていた松山英樹は、この日は3番でグリーン奧にこぼしてダブルボギーとするなど、前半は「40」（5オーバー）で折り返した。

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だが、徐々にペースを取り戻し、後半は12番でチップインバーディを奪うなど一進一退。最終18番で5メートルを沈めるバーディフィニッシュで「34」（1アンダー）と挽回し、通算4オーバーでホールアウトした。結局、この日は4バーディ、6ボギー、1ダブルボギーの「74」（パー70）。最終日の上位進出に希望はつないだ。

松山英樹コメント
「3番は良いショット2つ並べたんですけど…（ダボで）。そんなに引きずることはなかった。疲れはあまり感じないけど、良いショットがオーバーしたり、ショートしたりしてしまうのがこのコースの難しさなのかなと。ショットもアプローチもパターも、アドレスがちょっと良くなかったのかなと思う。明日、（アドレスで）しっくりするポジションを見つけられれば良いゴルフが出来るかなと思う」

ホールアウト時点の順位は25位タイ。首位を走るマーティン・カイマーは9アンダーで11番ホールまでを終えている。