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自分を見失ったアーニー・エルス

バイロン・ネルソン・クラシックでは1995年に優勝しているアーニー・エルスだが、急場しのぎのスイング改造を行って以降、今年は不調だ。初日75、二日目70で予選通過ラインに6打もおよばず。パーオンしたのは36ホール中の20回、フェアウエイを捉えたのは28ホールのうち15回。ゴルフウィーク・サガリン・パフォーマンス指数では7位にランクされているエルスだが、前週の3位に入ったコンパック・クラシックのあとにスイング・プレーンを変えたことを後悔しているという。「自滅スイング」、「ばかげてる」とまで言っている。バイロン・ネルソン・クラシックの前日にデビッド・レッドベターに見てもらったエルスは、トーナメントが始まって10ホールでボギー6つを叩いた。

「自分がいる場所がいったいどこなのか、わからなくなっていた。ルーキーのするような失敗だ。試合の始まる前日の午後にスイングを修正しようなんて、デビッドも私もわかっていたはずだった。」

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2度も優勝している全米オープンを来月に控えて、エルスはヨーロッパで2試合に出て、そこで調整してくることだろう。

「全米オープンまでにスイングを作ってこなければ。いいプレイがしたいんだ。オープンシーズンは私の好きな時期だからね。いまは、ひどい状態だが、このままダメになるわけじゃない」 (GW PGA NOTES)

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