マスターズの開催コースとして有名なオーガスタ・ナショナルゴルフクラブのメンバー規定が、米国の一部女性団体から変更を求められている。しかし、クラブ側は抵抗している模様だ。

女性団体NCWO会長のマーサ・バーク博士は、クラブ側に送った書簡で次のように記した。「我々は、米国最大のゴルフ大会が、メンバーから女性を排除するようなコースで開催されている事に憂慮している」彼女は、クラブ側にメンバーから女性を排除するような具体的な規定はないものの、1932年のコース開場以来、一人として女性のメンバーが存在しない事を指摘。問題が解決されない場合は、経済的な圧力をかける事も選択肢としているようだ。

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それに対して、同クラブチェアマンのフーティー・ジョンソンは、「クラブとトーナメントは、それぞれ個別の存在である。我々は脅し等に屈しない。女性がメンバーになる日が来るかも知れない。しかし、それは我々が決めることであって、誰かに強いられるものではない」と記している。

マスターズの大会スポンサーには、金融のシティグループ、コカコーラ、IBM等が含まれる。また、オフィシャルカーには、キャデラックが選ばれている。テレビ放映は、1956年からCBSが担当している。

果たして、どのような着地点を見出す事ができるのだろうか？