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2011年 HP バイロンネルソン選手権
期間:05/26〜05/29 TPCフォーシーズンズリゾート(テキサス州)

【GDO EYE】今田竜二、ひた向きな努力は実を結ぶのか

米国PGAツアーの第23戦「HP バイロンネルソン選手権」に出場している今田竜二。ここまで今季14戦に参戦して、7度の予選落ちを喫すなど苦しいシーズン序盤を迎えている。昨年のシーズン開始直後の肋骨(ろっこつ)骨折のトラブルから、シード獲得の後がなくなったフォールシリーズではトップ10フィニッシュが2回と、次シーズンに望みをつなぐ締めくくりのはずだった。

11年シーズンがスタートするも、連戦の予選落ち。先の東日本大震災直後の「トランジションズ選手権」で、今田は震災義援金としてバーディ1個につき、1,000ドルを寄付する活動を始め、他PGAの選手にも協力を呼びかけた。自身が奮起するきっかけでもあった。しかし、その大会で初日はノーバーディ、2日目は2バーディと振るわず予選落ち。自らが先頭を切って始めたこのプロジェクトだっただけに、その無念さ、悔しさで自分を責めたであろう。

その後出場した試合でも上位争いに顔をだすことはなく、試合後、不調なパッティングを、日の暮れるまで練習に励んでいた。「休んだら置いて行かれる気がするし、ベストを尽くしていると自分で思わなければ嫌だから」とストイックなまでの完全主義を貫く。3日目を終えたインタビューで、「ジェイソン・ダフナーがいいヒントをくれて、今週は良いパットが打てている。彼に感謝しないと」。

迎えた今季15戦目にして、2勝目に手の届く位置につけている。そのひた向きな努力は、PGAの選手らの心さえ動かし、ライバルであり、支える仲間たちへの恩返しとなる1勝をささげることができるだろうか。(編集部:糸井順子)

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