2026年 キャデラック選手権

「ツケが来た」布石はパー4の1オン 松山英樹は2日続けて18番で池ポチャ

2026年 キャデラック選手権 3日目 松山英樹
最終18番でまたしても池ポチャ…松山英樹のミスには布石があったという

◇米国男子◇キャデラック選手権 3日目(2日)◇トランプナショナルドラール ブルーモンスター(フロリダ州)◇7739yd(パー72)

打った瞬間にそれとわかる結果に松山英樹は首をがっくりと折った。最終18番の1Wショットは2日続けて左サイドの池に入った。前日よりもさらに左に飛び出す、明らかなミスの弾道。ドロップした後の3打目は266ydも残り、3Wを握らされた。

2026年 キャデラック選手権 3日目 松山英樹
ムービングデーに「74」

3アンダー24位から挽回を期したムービングデーも、序盤からショートゲームで耐える場面が目立った。2番でグリーン奥からウェッジで20yd先のピンに寄せ、6番ではバンカーショットの後に2mを沈めてパーセーブ。スコアを思うように伸ばせない展開は、焦りを募らせた。

2026年 キャデラック選手権 3日目 松山英樹
パッティングにも苦しんだ

1Wショットを左に曲げた7番、木々の後ろから8Iでグリーンを狙った2打目が幹に当たり、真横のフェアウェイに転がった。「(最初から)右にチョンっと刻めば良かったんですけど…バーディも取れていなかったですし、すき間があるように見えたので打ったら失敗した。ちょっと引っ掛けました」。180yd近いサードショットはピンを15m近くオーバーし、3パットでダブルボギーを喫した。

90ydの3打目を1mにつけた10番(パー5)で、この日最初のバーディがようやく来た。続く11番、フェアウェイから奥のピンを攻め2mを沈めて2連続としながら、13番(パー3)から連続ボギー。いずれも2mのパーパットを決めきれず、思わず手で太ももをたたく。晴天続きで風が吹いているにも関わらず、スピードが出ないことに「逆に困っている」。ストロークゲインドパッティングはこの日までに「-1.865」で全体51位と低迷した。

2026年 キャデラック選手権 3日目 松山英樹
バンカーから耐えるシーンも

291ydの16番、右からの向かい風をものともせず、1オンに成功して2パットバーディを奪った。ナイスショットのようで、思惑は狙いと全く違った。「(グリーンの)全然、右を向いて打ったんです。『そのラインだと左に(弾道が)戻って池に入るかもしれない。やっちゃった…』と思っていたらのった」。引っぱりがちなミスの解消には至らず、「そのツケが18番で来ました」と最終ホールの池ポチャに繋がる一打になった。

2026年 キャデラック選手権 3日目 松山英樹
最終日は雨模様の予報

3バーディ、3ボギー1ダブルボギー「74」。10年ぶりにプレーするトランプナショナルドラールは今も手強い。風速13mの強風で難度はさらに上がった。「でも、こういうイメージなんで、このコースは。きょうは自分の状態が思わしくなかった感じ」と通算1アンダー37位への後退を悔やむ。「やることがいっぱいある。どういう風に持っていけば、良いスコアで回れるか考えたい」。自身のコンディションの悪さを責め、夕方の練習場で1時間半近く汗を流した。(フロリダ州ドラール/桂川洋一)

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