2026年 バルスパー選手権

ブラント・スネデカーも45歳でまだ元気 秋には米国選抜の主将も

2026年 バルスパー選手権 初日 ブラント・スネデカー
PGAツアー9勝のブラント・スネデカーは45歳になった

◇米国男子◇バルスパー選手権 初日(19日)◇イニスブルックリゾート コパーヘッドコース(フロリダ州)◇7352yd(パー71)

ジャスティン・ローズ(イングランド)、アダム・スコット(オーストラリア)といったベテランが気を吐くPGAツアーで、彼らと同じ1980年生まれの45歳の米国人選手がブラント・スネデカーだ。2018年の「ウィンダム選手権」までに通算9勝。上位でない出場資格を頼りにいまもトップツアーに参加している、

かつてブロンドの髪をなびかせた姿は一変し、ここ数年はスキンヘッドが定番になった。2022年12月に大きな手術を受け、当時は約9カ月の戦線離脱を経て帰ってきた過去がある。

スネデカーは16年頃から胸骨の痛みに悩まされていた。胸骨柄関節不安定症と診断され、幹細胞治療などを施したが、改善の兆しがなかなか見えず、当時2例しかなかった珍しいオペに踏み切ることに。胸骨を切開して作ったスペースに、股関節周りから取り出した骨を整形して接着させるというもの。23年6月に復帰を果たした。

「今思えば、もっと早く手術に踏み切るべきだったんだ」と振り返る。患部の痛みは今もまったく感じないから、そう言える。「身体の可動域は狭くなってしまったから、以前よりも体を回すのは少し大変になったけどね。年を取って、飛距離ではもう勝負できない。もう一度、自分の長所を見直した。ショートゲーム、スイングはここ3、4年で一番いい状態にある」と自信がよみがえってきた。

2026年 バルスパー選手権 初日 ブラント・スネデカー
予選ラウンドは金谷拓実と同組でプレー

金谷拓実を交えた3サムで回ったこの日は後半10番からの3連続を含む6バーディ「65」をマークした。6アンダーで首位と1打差の滑り出しを喜ぶ。12番では3Iのティショットがラフにつかまりながら、最後は15mのパットが決まった。「パーが獲れればいいなと思っていたんだけど、あのおかげでバックナインに勢いが出たよ」。2週前の「プエルトリコオープン」で替えたマレット型パターも好調だ。

スネデカーはことし9月に行われる、2年に一度の世界選抜との対抗戦「プレジデンツカップ」(イリノイ州メダイナCC)で米国選抜のキャプテンを務める。「少しずつ動き始めている。この1カ月で現地に行って、ぜんぶチェックしてきたい」とプレーヤーとは別の顔ものぞかせた。(フロリダ州パームハーバー/桂川洋一)

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