池ポチャダボに4連続ボギー 松山英樹は大荒れの一日「こんなに打つかな…」
◇米国男子◇ザ・プレーヤーズ選手権 3日目(14日)◇TPCソーグラス ザ・プレーヤーズ スタジアムコース(フロリダ州)◇7352yd(パー72)
3連続バーディを奪って迎えた後半12番、ムービングデーのティは前方に設定された。初日の373ydより45yd短い328ydのパー4。松山英樹の1Wショットは打ち出しから左に飛び出し、まんまと池に入った。「ああいうところですよね、今の状態は」。勢いを自らの手で止めてしまうどころか、この日はさらに深みにはまった。
3mを沈めてボギーで抑えた後、13番(パー3)からショートゲームのミスが相次ぎ、15番までボギーが4つ続いた。2打目をグリーン左に運んだ16番(パー5)のバーディでひと息ついた後、最終18番は3Wでのティショットを右に曲げてボギー締め。「スタート(1番)で良いバーディ獲れて、期待はしていたんですけどね…。きのう同様、落ち込みました」と言葉の端々が寂しい。
出入りの激しいスコアカードの呼び水となったのが、前半4番のダブルボギーだった。フェアウェイに刻んだはずの第1打を左の深いラフに入れ、セカンドショットのポジションでPWを握った。ピンが立つのは、グリーン手前を横切るように口を開けた池の向こう側。「ライも良かった」と強振した一打が水しぶきを上げた。
「あんなに飛ばないものだとは思っていなかった」と痛恨のショットを振り返る。前日には一緒にプレーしたロリー・マキロイ(北アイルランド)が、やはり左ラフから同じ池に入れていた。「ロリーを見ていたので『刻めば良かったかな…』と思いながらも、やっぱりバーディを獲りたくなる。池さえ越えればバーディチャンスになるので」と誘いに乗り、前半の後退を余儀なくされた。
5バーディ、7ボギー1ダブルボギーによる当地で3回目となる「76」は、2018年大会初日の「79」に次ぐ自身の悪いスコア。認識している調子と比べると、「ジャッジミスもありましたけど、こんなスコアを打つかな…というくらい」と実感がないという。
通算2オーバーで、28位から63位に大きく後退した。前週の「アーノルド・パーマー招待」から7ラウンド続けて60台を記録できていない。「うまくいっていないですけど、感覚は確実に良くなっていると思う。それをプラスに変えて、もうちょっと練習して早朝のスタートに備えたい」。第5のメジャーのタイトル争いに今年、松山英樹の名前はない。(フロリダ州ポンテベドラビーチ/桂川洋一)