2025年 アーノルド・パーマー招待byマスターカード

ファウラー、スピースを抑えて推薦ゲット カンポスの決め手は熱烈な手紙?

2025年 アーノルド・パーマー招待byマスターカード 事前 ラファエル・カンポス
36歳のラファエル・カンポスは大会初出場

◇米国男子◇アーノルド・パーマー招待 presented by マスターカード 事前(4日)◇ベイヒルクラブ&ロッジ(フロリダ州)◇7466yd(パー72)

シグニチャーイベント(昇格大会)の今週のフィールドは72人と少数精鋭。昨季フェデックスカップランキング上位50人、当該シーズン対象期間中の上位成績者といった出場資格のほかにスポンサー推薦枠も設けられている。

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推薦出場を果たすのはジャスティン・ローズ(イングランド)、ミンウ・リー(オーストラリア)、マッケンジー・ヒューズ(カナダ)、ラファエル・カンポス(プエルトリコ)の4人。米ゴルフウィークによると、ジョーダン・スピースリッキー・ファウラーといったビッグネームが推薦出場を打診したが、かなわなかったという。

特にファウラーは生前のアーノルド・パーマーと親交があり、資格を持ちながらやむなく大会をスキップした時も、ベイヒルクラブ&ロッジに出向いてパーマー本人に直接欠場を伝えた逸話もあるほど。非公式の大会アンバサダーのような役割を担ってきただけに“落選”のニュースはインパクトも大きく、同時にベイヒル初登場となるカンポスの存在がクローズアップされた。

昨年11月、秋季シリーズ(フェデックスカップ・フォール)の「バターフィールド バミューダ選手権」でプエルトリコ出身選手2人目のツアー優勝を達成したカンポス。世界ランキング186位、今季フェデックスカップランク151位の36歳を選んだ理由について、パーマーの孫であるサム・ソーンダースがゴルフウィークに語っている。

「選手によって努力のレベルは違う。私が知る限り、ラファ・カンポスほど心のこもった手紙を書いて推薦出場を打診してくる選手はいなかった。彼は純粋で、思いやりにあふれた人物。私の祖父にとって、それはとても大切なことだった」

その上で、カンポスの推薦出場を決めた時点ではスピースもファウラーも前週「コグニザントクラシック」の成績次第でフィールドに滑り込む可能性があったこと、2人がすでに今季の昇格大会2試合に推薦出場のチャンスを得ていたことにも言及。「PGAツアーにはたくさんの選手がいる。誰もが有名ではないかもしれないが、最高の競争を提供しようとしている。軽々しく選んだわけでも、私利私欲でもない。このプロセスは非常に客観的かつ公平に行われたものです」と強調した。(フロリダ州オーランド/亀山泰宏)

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