リモートでのインタビューに応じた中島啓太（提供：日本ゴルフ協会）

世界アマチュアランキング1位の中島啓太（日体大）が初出場となる今季メジャー初戦「マスターズ」（4月7日～／米国・オーガスタナショナルGC）を約3週間後に控えた14日、リモート会見で抱負を語った。

昨年11月の「アジアパシフィックアマチュアゴルフ選手権」優勝で“祭典”への切符をつかんだ中島。PGAツアー出場は今年1月に松山英樹が制した「ソニーオープンinハワイ」以来となる。「いまは主に実家を拠点に活動している。ナショナルチームのジョーンズさんとトレーナーさんと、リモートでやり取りしながら活動している。トレーニングは実際にトレーナーさんと会ってメニューをいただいて準備をしている状態」と近況を語った。

2011年大会でローアマを獲得し、昨年日本人として初制覇を果たした松山、19年にアマで参戦して以来、今大会が2度目の出場となる金谷拓実とともにする夢舞台。2週間後に渡米する予定で「最後まで自分のできる準備をしていきたい」と万全を期して大会に臨む。「順位的な目標を立てるのは好きではないので、自分ができた準備を100%マスターズで発揮するということだけ集中して頑張っていきたい」と意気込みを見せた。