皆さまこんにちは。テレビ朝日のレポーターとして、今年も「全英オープン」にやって来ました。今年の会場ターンベリーですが、グリーンは「全英オープン」としては久々に良い状態です。ここ10年で一番良いんじゃないでしょか。コース的にはいつものリンクスよりちょっとバンカーは少なめだけど、一番注意すべきは風ですね。風によってコースの難易度が、がらっと変わってしまいます。当日の気候によって攻め方が変わってきますね。

石川遼選手の練習ラウンドを見ました。アドレスでフェード打ちを徹底したら良いけど、捕まえにいったら逆球が出ていました。全部フェードなら良い構えなんだけど、そこが少し心配ですね。アプローチとパットは自信があるみたいだけど、タイガーと回って自分のゴルフがどこまで出来るか。初めてのリンクス、初めてのタイガーとのラウンドの緊張感の中で、自分のゴルフが出来るかが注目です。

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今大会の見所は、やはりタイガーです。今年は9試合で3回勝ってるし、（アクセンチュアマッチプレー以外では）ベスト10も外していない。今日練習場で見たら、完璧に仕上がってましたよ。

石川選手以外の日本人選手ですが、リンクスでは小技、ボールコントロールの出来る選手が来るので、あえて注目すべきは池田勇太選手かな。アマチュアで世界で戦ってる経験もあるし、期待したい一人ですね。あとは近藤共弘選手とか。体は小さいけど、小技は上手いから。あとは小田孔明選手のパワーとか、USオープンで頑張った矢野東選手とか。

でも、一番の注目はタイガーがどれだけ石川のことを見るかですね。タイガーは将来性のある選手のことをじっと見る。例えば2001年のW杯では、タイガーは調子の良かった伊澤利光選手のことをティアップするところから、じーっと見てたからね。明日はタイガーが遼のことを全く無視するか、どこで声を掛けるか、遼があっち打ったとかだけではなく、注目はそこですね。