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ナーバスな成田美寿々「ここで勝てなきゃ」

2015/11/06 17:20


三重県の近鉄賢島CCで開幕した「TOTOジャパンクラシック」初日。来年のリオデジャネイロ五輪出場を誓う成田美寿々が4バーディ、ボギーなしの「68」で回り、4アンダーの16位タイで滑り出した。

国内女子ツアーが公認する米国女子ツアーは、出場の半分以上が海の向こうを主戦場とする選手という独特の雰囲気。成田は大会開幕前からナーバスになっていた。「ここが来年のオリンピックのラストチャンスと思っている。ここで勝てなかったら、(五輪に)行けないと割り切っている」

かねてリオ行きを熱望してきた23歳は、今大会で優勝して米ツアーの来季出場権を手にし、代表選手が決まる来年7月までに五輪ランキングを挙げるのが青写真。国内女子の現在の同ランクは5番目だが「(来シーズン)日本でやっていたら追いつかないと思う」と、焦りを胸に抱えている。

ショットが好調でトップとは3打差とまずまずのポジションでスタートしても、不調のパッティングに光が見えず、表情には必死さが漂った。今週から昨季3勝を挙げた際のパター(オデッセイ メタルX ミルド Versa#7)に戻したが、「死ぬほど(チャンスを)外してきました。2mちょっとのを、4~5回…」と不安は拭い去れなかった。

ラウンド後もパッティンググリーンに居座り続け、懸命にボールを転がした。実際には「この試合が終わってからでないと想定できない」と、米国に行く身支度を進めているわけでもない。「海外に行くなら1月にトレーニングをやっている暇もない。12月から始動しないと。すべての予定が変わってくる。最近は自分に期待すると、ガクンとなる。いまは期待せずに、自分ができることだけしようと思う」

残りは2日。上位に多くの外国人選手の名前が挙がったリーダーボード。「ここで勝てなかったら、たとえオリンピックに出られても通用しない。ただ出場しました、で終わってしまう気がする」。目標はあくまでも五輪のメダル獲得。真っ直ぐな思いを成就させたい。(三重県志摩市/桂川洋一)

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