初日はイーブンパーとまずまずの滑り出しを見せた宮里美香だったが・・・

今季の海外女子メジャー第3戦「全米女子オープン」の2日目は、朝から曇り空だったが、夕刻になり霧がコースを覆い、視界が不良に。一時、その場待機で様子をみたが、状況は悪化する一方だったため、サスペンデッドとなった。

日本勢は宮里藍、上田桃子、佐伯三貴の3人がプレー中だったため、大会3日目の7時からプレーを再開することになった。

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■ 宮里美香 2バーディ、5ボギー、1ダブルボギー「75」、通算5オーバー暫定54位タイ

「バーディスタートで行けたんですけど、前半はずっと我慢していて。後半はなかなか距離感も合わず、風の計算も難しくて、3パットもしてしまった。ちょっと後半がもったいなかったです。3番は簡単に凡ミスですし、本当にもったいないミスが4つ。それが特に難しいところでもありますし、それをなくしたら、本当にいい位置で上がれると思う。そこだけだと思います。

やっぱりコースに負けた感じがするので、風の計算をうまくしていきたいなと思います。明日に向けては、やっぱりコースをちゃんと攻略したいなというのが今日ラウンドを終わってすごく思ったこと。ちゃんと決めたショットを自信持って打つことをやっていきたい」

■ 上原彩子 3バーディ、4ボギー、1ダブルボギー「75」、通算6オーバー暫定65位タイ

「本当にタフなコース。昨日と変わって風もあったので本当に難しかったです。でも楽しめたのでよかった。本当にいい経験ができていますし、もし予選通ったらあと2日間できるじゃないですか。2日間できるだけでも本当に意味があると思うのでまた成長できるな。

日本にいてQTを受けていなかったら、こういう経験も出来なかったと思うし、US OPENの予選にも行かなかったらここにもいないので。そういった意味では本当に、年齢的には遅いですけど、残りのゴルフ人生を精一杯頑張るためには本当にいい経験ができていると思います」

2日間ともに苦しみ予選通過が絶望的な有村智恵

■ 有村智恵 1バーディ、3ボギー、1ダブルパー「78」、通算10オーバー暫定102位タイ

「昨日に引き続きパッティングが悪かったのと、昨日よりショットがぶれていたのでその辺がすごく大変でした。とにかくいい感触をつかんで帰りたいなって。パットが良い時って本当にアドレスに入る前に明確に見えるんですよね。入るイメージが。それが先週の日曜日から全然見えなくなって。それから何をやっても気持ちが悪くて、昨日のパッティングの練習で探したんですけど、やっぱり短い時間ではなかなかごまかすだけのというか、短いパットを外さないようにというだけで終わったので。それを今日も生かし切れなかった。

前回ナビスコもそうですが、本当に大事に行こうとする気持ちが強くなる。いつも通りのゴルフをもっとしたい。しっかり準備して、ここではいつも通りのゴルフをするというのがいかに大事かと思っています。全英に出られたら、経験させてもらったものを出したいです」