2026年 FM選手権

記録的9打差圧勝から2週連続Vへ 山下美夢有「パー5は意識したい」

2026年 FM選手権 事前 山下美夢有 勝みなみ
開幕前日のプロアマは山下美夢有(左)と勝みなみで半分ずつを担当した

◇米国女子◇FM選手権 事前(26日)◇TPCボストン(マサチューセッツ州)◇6533yd(パー72)

前週「CPKC女子オープン」で後続に9打差をつけ、72ホールのツアー最少ストローク(257)に並ぶ記録的圧勝を飾った山下美夢有は、その日の深夜便でカナダ・エドモントンから飛行機を乗り継いでボストンに向かった。朝の到着となった月曜日はトレーニングだけの軽めの調整にとどめ、翌日から練習ラウンドを開始。「いいフィーリングは残っています」。アウト9ホールを回った開幕前日のプロアマも、プレーの合間に前年7位に入ったコースを丁寧にチェックして組み立てのイメージを膨らませた。

長時間の中断を挟むほどの雨も降った一年前の優勝スコアは通算20アンダー。ここまで天候に恵まれている今週も全体的にソフトなコンディションで、伸ばし合いが展開されるとの見方が多い。カナダで衝撃の“一人旅”を演じ、舞台を移しても「変わらずにやっていけたら」と話すのは、それだけ手応えを感じているからだ。

2026年 FM選手権 事前 山下美夢有
圧勝した前週の好感触が残っている

平均ストロークNo.1の証しである「ベアトロフィ」争いで3番手(69.91)に浮上しても「いつもベストを尽くして、それが結果として良くなれば」と強い関心を示さない山下が「意識したいところでもある」というスタッツがパー5の平均スコア。カナダではティイングエリアが前に出ても2オンを狙わず、1打目から刻んで得意の距離を残す本来のスタイルがハマって4日間8ホールで6バーディを量産した。シーズントータルの平均スコアも「4.68」(部門別27位)となり、昨季の数字(同18位の4.62)に近づいた。

2026年 FM選手権 事前 山下美夢有
今週もマネジメントを徹底

「それ(パー5の組み立て)がうまくいけばリズムに乗っていけるかなと思う。あした(初日)もそういう風になれば」。右ドッグレッグで池が絡む2番、巧みに配置されたフェアウェイバンカーやグリーン手前のブッシュが悩ましい18番といったパー5は、まさにマネジメント力が問われそうなホール。「しっかりコンディションを整えて、いいリズムで4日間戦えるように頑張りたい」と話し、プロアマを終えると急いで身体のケアに向かった。(マサチューセッツ州ノートン/亀山泰宏)

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