米ツアー5年目で「初めてです」 古江彩佳は最終戦進出へ踏ん張りどころ
◇米国女子◇FM選手権 事前(25日)◇TPCボストン(マサチューセッツ州)◇6533yd(パー72)
米ツアー5年目の古江彩佳はシーズン終盤戦を前に「初めてです」という感覚と闘っている。ここまで年間ポイントレース50位。ランク60位までが出られる最終戦のエリートフィールド「CMEグループ ツアー選手権」(11月19日~/フロリダ州ティブロンGC)進出へ、決して安泰とは言えないポジションだと自覚している。
1年目からランク17位→10位→6位と3年目まで着実にステップアップを重ね、昨季も24位だった。選手としても安定感を武器にしっかりポイントを積み上げていくタイプで、背後のボーダーラインを意識するのが初めてというのも無理はない。秋は例年通り日本ツアーにスポット参戦する機会を増やす予定で、「みんなよりは米ツアーに出る機会が少ない。ホントに出る試合で頑張らないと」と自らを鼓舞する。
もうひとつ、「だいぶ気にはなっていますね…」と苦笑いする数字がフェアウェイキープ率。過去4年は部門別ランクでトップ10を外したことがなかったスタッツで、同25位(72.2%)となっている。なにより、自分自身のフィーリングは正直だ。「リズムを間違えると、左(へのミス)っていうのが多いのかな」。曲がるイメージが蓄積すれば、どうしても頭に残ってまたミスを招く悪循環。それでも原因、傾向の把握に努め、丁寧に修正を試みてきたシーズンを通してつかめてきた部分はあるという。
フェアウェイを外す場面が増えれば、コンスタントにグリーンを捉えることも難しくなっていく。今季トータルで65.78 %(97位)と不本意なパーオン率は、ショートゲームの成長につなげてきた。「試合で(さまざまなアプローチを)経験することで研ぎ澄まされる感じはする。徐々にプラスにはなっているかなと思う」
ダブルス戦を除けば、2月の開幕戦が最後となっている米ツアーでのトップ10フィニッシュはもちろん、2年前の「アムンディ エビアン選手権」以来の優勝を残りのシーズンで目指したい。「それしかないと思います」と力を込めた。(マサチューセッツ州ノートン/亀山泰宏)