2026年 ザ・スタンダード ポートランドクラシック

「日に日にヘタクソに…」チャージ不発の原英莉花はダブルボギーフィニッシュも糧に

2026年 ザ・スタンダード ポートランドクラシック 最終日 原英莉花
逆転でのツアー初優勝を狙った原英莉花は伸ばしきれず14位フィニッシュ

◇米国女子◇ザ・スタンダード ポートランドクラシック 最終日(16日)◇コロンビア・エッジウォーターCC (オレゴン州)◇6541yd(パー72)

4打差5位から逆転でのツアー初優勝を狙った原英莉花は4バーディ、1ボギー1ダブルボギーの「71」と伸ばしきれず、通算13アンダー14位で終えた。

1番はキャリーで攻めた2打目をピン下に絡めてバーディ先行。3番も獲って2打差まで詰めた後のプレーを悔やむ。5番、7番と前半の2つのパー5でバーディを逃した。5番はティショットを右に曲げながら、ショートアイアンで奥3mのチャンスメーク。右を抜けたパッティングに「強かった…狙いすぎちゃいました」と唇をかんだ。

2026年 ザ・スタンダード ポートランドクラシック 最終日 原英莉花
前半のパー5で伸ばせなかったことを悔やむ

7番も1Wで下の段まで運んだが、フェアウェイ右サイドからの2打目のライが良くなかったという。「なんかディボットの“すなすな”しているところで…」。番手を上げて打とうか迷った末に選んだUTのフルショットをダフって飛ばせず。3打目を3mにつけたものの、決めきれなかった。

4日間トータルのパーオン率は75%(54/72)。この日も77.78%(14/18)と安定していたように見えて、チャンスにつけきれないシーンが徐々に増えていった。初日はドロー気味、2日目は持ち球のフェードを軸にしっかりとピンを攻めることができた。「3日目からちょっとナゾになってきて、ピンから離れていく、離れていく…。日に日にヘタクソになっていきました」と自虐節が漏れた。

2026年 ザ・スタンダード ポートランドクラシック 最終日 原英莉花
週末にかけてピンを攻め切れないシーンが増えていった

グリーンを捉えても、7mのバーディパットではなかなか決まる確率も上がらない。「ピンに対してイメージを出せるショットが増えていかないと。比較的キャリー(距離感)は安定してきているので、風がない時の回転の狙い方がもうちょっと必要」。不発に終わったチャージから、技術的な伸びしろに目を向ける。

トップ10圏内には踏みとどまって迎えた72ホール目の最終18番、1Wショットを右の林に入れてトラブルになった。フェアウェイ方向に出すだけとなった2打目が右ラフで止まり、3打目もグリーンで止まらず奥に少しこぼれた。ピンまで下っていくラインを警戒したアプローチミスも重なってのダブルボギーフィニッシュが悔しさを増幅させる。

2026年 ザ・スタンダード ポートランドクラシック 最終日 原英莉花
課題と向き合って次戦はカナダ

「今週はコースを見た時から(グリーンに)乗る気しかしなくて…。(練習でも試合でも)アプローチをすることがなかなかなくて、ちょっと“へたっぴ”になっている。自分におごらずというか、何事もオールマイティにできるように頑張ります」。突き付けられた課題と向き合いながら、次戦のカナダ「CPKC女子オープン」(ロイヤルメイフェアGC)へ飛ぶ。(オレゴン州ポートランド/亀山泰宏)

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