桑木志帆の“ド派手”コーデ プロ初年度から色鮮やかなウェアで魅了
◇女子メジャー最終戦◇AIG女子オープン(全英女子) 最終日(2日)◇ロイヤルリザム&セントアンズGC (イングランド)◇6601yd(パー71)
日本勢7人目の女子メジャー制覇を達成した桑木志帆。プレーオフを制した瞬間、広げた両手は控えめだったが、色鮮やかなウェアはイングランドのリンクスで映えていた。
桑木が契約する「ラウドマウス」は米国カリフォルニア州サンフランシスコ発祥のウェアブランド。国内で取り扱うニッキー株式会社の志戸摩朋宏さんは「(桑木)本人が着ていたウェアを買っていただけている。やっぱり桑木さんの優勝が大きい」と話す。社内では深夜をまたいで試合観戦をした社員もいたそうで、優勝直後に最終日着用のウェアをインスタグラムにアップ。すぐさま「反響があった」といい、インパクトは十分だった。
海外メディアからも注目を集めた“ド派手”なウェアは、桑木がプロ1年目の2022年から着用し始めた。志戸摩さんによると、契約のきっかけは2021年のプロテスト合格者が出場する「新人戦加賀電子カップ」。同大会の際に「お声かけさせていただいた」という。「桑木さんも“ギャル”なので、派手で目立つ(デザイン)というのは本人も気に入ってくれているみたいで。その辺は本人の(試合に向けた)気持ちの作り方やブランドの相性が良かったのかなって」と話した。
桑木は春夏・秋冬の2シーズンごとに提供されるウェアの中から自らコーディネートする。大会によってはスポンサーや大会カラーを意識し、最終日に着用するウェアはチャンピオンジャケットの色も考慮して選んでいるという。
「ラウドマウス」はグラフィックデザイナーのスコット・ウッドワース氏が立ち上げたブランド。「なんでみんな地味な格好をしているんだ。せっかく楽しいことをやるのだから、楽しい格好をしてやろうよ」というウッドワース氏の理念が、現在の鮮やかな色合いを特長とする、人の目を引くデザインにつながっている。
今大会に限らず、6月「全米女子オープン」初日にはフラミンゴ柄のピンクのウェアを着用したほか、最終日には上下オレンジの柄で統一したウェア、7月「アムンディ エビアン選手権」では水色のマーブル柄…と存在感を放ってきた。「一目で笑顔になれるデザイン」というブランドコンセプトを見事に看板選手として体現している。