2026年 KPMG全米女子プロゴルフ選手権

逃げ切り大得意 史上5人目メジャー3連勝へ4打差追うネリー・コルダの逆転V実績は?

2026年 KPMG全米女子プロゴルフ選手権 3日目 ネリー・コルダ
ネリー・コルダは3日目「71」と伸ばしあぐねて4打差6位で最終日へ

◇女子メジャー第3戦◇KPMG全米女子プロゴルフ選手権 3日目(27日)◇ヘーゼルティン・ナショナルGC (ミネソタ州)◇6760yd(パー72)

3日目「71」だったネリー・コルダはインタビューで伸ばしあぐねた原因を問われ、「What do you think?(なんだと思いますか?)」と質問で返した。記者の「パッティングでしょうか」との答えに「オーケー、サンキュー。たしかにいくつかパットを外してしまった」と肯定した。

2026年 KPMG全米女子プロゴルフ選手権 3日目 ネリー・コルダ
グリーン上でやや苦戦

2オンに成功しながらパーにとどまった7番(パー5)、ボギーを喫した17番(パー3)と2度の3パットを記録。ここまで3日間トータルで3~5フィート(約90㎝~1.5m)の短い距離を11回のうち4回外している。成功率63.63%は予選を通過した68人中65番目の数字だ。優勝した3週前のメジャー「全米女子オープン」では20回打って1回しか失敗しなかった距離でのつまずきが、首位に対する4打ビハインドにもつながっている。

240ydのパー4となる16番もティショットを右カラーまで運んで“ほぼ”1オンに成功した。しかし、そこからパターで3打を要してバーディを奪えなかった。1.5mがカップに蹴られたシーンを「よく分からない。右側から突風が吹いていた。あまり自信をもってストロークできなかった」と振り返る。

2026年 KPMG全米女子プロゴルフ選手権 3日目 ネリー・コルダ
ショットは抜群

2013年の朴仁妃(韓国)以来史上5人目のメジャー3連勝の偉業へ、通算7アンダー6位から逆転を狙う。24年「Tモバイル マッチプレー」を除くこれまでのツアー18勝のうち、最終日首位からの逃げ切りが13回を数える(首位タイスタート、プレーオフ決着を含む)。21年「東京五輪」も最終日首位から金メダルに輝いた。

2026年 KPMG全米女子プロゴルフ選手権 3日目 ネリー・コルダ
偉業への期待を背負う世界ランク1位

過去の最終ラウンド逆転優勝は5試合。ストームの影響で54ホール短縮競技として行われた2022年「ペリカン選手権」(2打差5位)のほかは、いずれも24年にマークした。

「ファーヒルズ朴セリ選手権」(2打差3位)
「フォード選手権」(2打差6位)
「シェブロン選手権」(1打差2位)
「アニカ driven by ゲインブリッジ」(1打差2位)

24年のシェブロン選手権で3日目を終えてトップだったのは、今週も首位に立つユ・ヘラン(韓国)。出場5試合連続優勝を飾った2年前に勝るとも劣らない無双ぶりを誇る世界ランキング1位は、自身最大の逆転劇だってやり遂げてしまうかもしれない。(ミネソタ州チャスカ/亀山泰宏)

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