「ちょっと気持ち悪い」右ドッグ×左風 古江彩佳は1オンチャレンジ失敗で悔しいボギー
◇女子メジャー第3戦◇KPMG全米女子プロゴルフ選手権 3日目(27日)◇ヘーゼルティン・ナショナルGC (ミネソタ州)◇6760yd(パー72)
最終18番、残り131ydを見えないグリーン面に向かって打ち上げた古江彩佳のショットはカップをかすめてピン奥1.5mについた。直前に打った同組デビ・ウェバー(オランダ)の奥からのアプローチが思ったより転がらず、アゲンストの風も感じていた。「ほぼフラットめ(の読み)でいったんですけど、意外といきましたね…」。予想を上回るスピードが出たバーディパットは右ふちをなめて外れた。
締めくくりのパーも悔しいが、16番パー4のボギーも痛い。ティイングエリアが大きく前に出され、240ydで1オン可能となったホール。380yd弱で大きく打ち下ろした予選ラウンド2日間ともバーディを奪っていた。1Wでは距離的に大きく、3Wで手前のグリーンエッジまで届くくらいという読み。手前ピンに対して理想的なアングルの寄せを残すプランだった。
右ドッグレッグで、左からフォローの風が吹くシチュエーションも重なって「(ドローヒッターとして)ちょっと気持ち悪い部分もあったと思う」。フェアウェイからのショットで長いクラブを持った時、今週の芝質的に左へ引っ掛けるミスが出ていたことも、大きく右にプッシュアウトするミスにつながったかもしれないという。ペナルティエリアにつかまり、この日2番目に易しかったホールで手痛いボギーを喫した。
直前の15番(パー5)ではフォローの風に乗せて2打目を花道まで運び、きっちりバーディを奪取しただけに、2連続バーディで上位に迫りたかった場面。この日「72」で今週初めてスコアを伸ばせず通算4アンダーのまま、山下美夢有と並ぶ日本勢最上位の12位で最終日を迎える。
のどと鼻の調子が悪く、風邪気味だった体調は回復傾向にあるという。「切り替えて、あしたアンダーで回っていけるように」。ダブルス戦を除けば、シーズン開幕だった1月「ヒルトン・グランドバケーションズ トーナメント・オブ・チャンピオンズ」(9位)以来のトップ10フィニッシュは十分に狙えるポジションだ。(ミネソタ州チャスカ/亀山泰宏)