ホールインワン、パー4の2打目がカップイン 渋野日向子はショット好調「もっと上を目指して」
◇女子メジャー第3戦◇KPMG全米女子プロゴルフ選手権 事前(23日)◇ヘーゼルティン・ナショナルGC (ミネソタ州)◇6760yd(パー72)
開幕2日前のプロアマ戦、最終9番パー4で渋野日向子は2打目を直接カップへ放り込んだ。残り111ydから50度のウェッジで打ち上げたショットがきれいに入って万歳。18ホールを一緒に過ごしたアマチュアと笑顔でハイタッチを交わした。
試合にとっておきたいレベルの見事な一打は、実はこれだけではなかったという。「最初の日にホールインワンもしたんですよ」。当地で練習ラウンドを開始した21日(日)の13番(パー3)、実測164ydを6Iで決めていた。
前週「マイヤーLPGAクラシック」は2日目に3アンダー「69」と巻き返しながら1打及ばず予選落ち。グリーン上でフラストレーションをため込んだ一方でショットのフィーリングは悪くなかった。
今週に入っても、特にティショットが安定している。ドローの球筋にこだわることなく、身体の動きなりの弾道で真っすぐ飛ばすシーンが目立つ。「ボールをコントロールする感覚というよりは、(意識として)身体の面が多い感じ。それに合ったクラブセッティングだったり、シャフトだったりをやってもらっていますし、すごく合っているような感覚はあります。曲がったら、『あっ、自分が悪い動きをしたんだな』っていうマインドにすぐなれるので」とうなずく。
開幕から苦しんできた中で迎えた3週前の「全米女子オープン」で上位争いを演じて17位。ただ、昨年も全米女子オープンで7位に入ってから迎えたこの「KPMG全米女子プロ」で予選落ちを喫した苦い記憶を忘れていない。
「もちろん1年通して頑張らなきゃいけないんですけど、(特に)この1カ月は頑張り時。大きな大会のひとつで、気合は入っています」。事前チェックもすでに合計2ラウンドを消化した。
「ちょっとずつ自信が増えてきているような感覚、自分でも分かるくらい良くなってきている感覚はある。全米女子オープンも上で戦いたいと思いながらスタートしましたけど、ここは、よりもっと上(を目指して)っていう感覚はあります」。ショットへの手応えをにじませながら、「試合前に大口たたくみたいでイヤだな…」と苦笑い。プロアマ後はパッティンググリーンでの調整に時間を割いて、課題と向き合った。(ミネソタ州チャスカ/亀山泰宏)