「芝がなくなっちゃってる」グリーン上に“修理地” 大会初の異常事態に対処法は
◇米国女子◇ショップライトLPGAクラシック by Acer 事前(28日)◇シービュー ベイコース(ニュージャージー州)◇6263yd(パー71)
1986年に始まった大会は88年から97年まで同じニュージャージー州にあるグレートベイリゾートCCで行われたが、98年以降はずっとこのシービューベイコースで行われてきた。しかし、38回目の開催を迎える今年はグリーンに“異常事態”が発生しているようだ。
ただでさえ不規則が転がりが悩ましいポアナ芝のグリーンのコンディションが、あまり良くない。4度目の出場となる西村優菜も開幕前日にプロアマで18ホールを回り、「もともとポアナ芝なのでボコボコしているけど、今年はそういうボコボコじゃなくて芝がなくなっちゃっている感じ」と話す。
冬に雪害に見舞われた影響らしく、「冬場にすごく雨が降っちゃって、(いい状態で)冬を越せなかったみたいな感じで聞きました」。2番、3番(パー5)、6番、7番(パー3)と4ホールにわたって、グリーン上の荒れた部分を囲い込むように白いペイントで印がつけられている。ツアーの広報によると、当該エリアにボールが入った場合は修理地と同じ扱いで1クラブレングス以内に動かせる。大会史上初めての処置だという。
昨年は通算15アンダーだった優勝スコアにも影響しそうだが、全員が同じコンディションで戦う上で割り切りも必要になる。西村も「もちろんグリーンがキーポイントになると思うけど、気にしていると“やっていられない”感じになる。できるだけチャンスを増やすように」と強調した。前日には雨も降り、水を含んだ地面は例年に比べてソフトな状態。3日間の短期決戦は柔軟な対応がポイントになりそうだ。(ニュージャージー州ギャロウェイ/石井操)