山下美夢有はFWキープ率50% 古江彩佳は2ダボ 日本のメジャー覇者がそろって後退
◇米国女子◇JMイーグルLA選手権 3日目(18日)◇エルカバレロCC (カリフォルニア州)◇6679yd(パー72)
メジャーを制した日本のショットメーカー2人がそろってムービングデーに後退した。山下美夢有は2バーディ、4ボギーの「74」で通算3アンダー48位、古江彩佳は3バーディ、2ボギー2ダブルボギーの「75」で通算1アンダー58位とともに大きく順位を下げた。
山下は2段グリーンの下側にピンが切られた1番(パー5)で3打目を上の段につけてボギー発進。「出だしから距離感が合っていなくて、難しいパターを残してしまう感じがあった」。5番でも少し左足下がりのフェアウェイから打った2打目を上の段に乗せてスコアを落とすなど、傾斜がきつい厄介なグリーンを狙うショットで苦しんだ。
フェアウェイキープ率50%(7/14)は「ファウンダーズカップ」3日目と並んで今季ワースト。コースによって条件が異なるとはいえ、シーズントータルでは80.61%で7位に入っているスタッツだ。「ドライバーに限らず、(ショットが)全体的にって感じでした」と振り返ったように、ティショットを左に引っ掛けたり、ドローボールが右に抜けるようなシーンもあった。「左右に曲がることが結構多くあったので、そこを直すだけ」と修正を急ぐ。
古江はかねて口にしていたフェアウェイの逆目の芝でショットが突っかかるイヤなイメージをぬぐい切れていない。パーを並べた序盤もナイスセーブが散見された。1番も3番も上の段から必死の2パットでボギーを回避、5番は数十ヤードのセカンドが花道に戻され、慎重なウェッジ選びから強い球出しのアプローチで奥の傾斜を使って寄せる妙技で耐えた。「パーオンしていても、なかなかチャンスにつけられない。芝(目)で苦しんでいるところかな」。この日は特に番手間の打ちづらい距離が残ったこともあり、パーオン率50%(9/18)の数字以上に疲労感がにじむ。
最終18番は右ラフからの2打目を引っ掛けて左の池に入れ、9番(パー3)に続く2個目のダブルボギー。悔しいフィニッシュとはなったが、スイング自体の感覚は悪くない。「その突っかかるところ(芝目)に対応できるか次第かな」。自らの状態を冷静に見極め、次週のメジャー「シェブロン選手権」(テキサス州メモリアルパークGC)にもつながるラストラウンドに臨む。(カリフォルニア州ロサンゼルス/亀山泰宏)