同じ69でも「きのうより怒らずできた」 岩井明愛が日本勢唯一の3日目アンダーパー
◇米国女子◇JMイーグルLA選手権 3日目(18日)◇エルカバレロCC (カリフォルニア州)◇6679yd(パー72)
決勝ラウンドに進んだ日本勢6人ではただ一人、岩井明愛が3日目アンダーパーとなる「69」をマークした。スコア自体は2日目と同じ3アンダーでも、満足度は段違い。「きのうより怒らずプレーできた。きょうの方がスッキリして、(キャディの)アーロンとも楽しく話せました」とうなずいた。
前半でスコアが動いたのは6番(パー3)のバーディだけだった。気持ちをフラットに保てたのは、1イーグル4バーディ、3ボギーと少し出入りが激しくなった前日の反省を踏まえたもの。「(2日目も)チャンスにつくんですけど、読みにくいところがたくさんあって、外して外して外して…ばっかりだった。それにちょっとストレスをためてしまった。きょうはそういうコースと分かっていたので、なるべく“カッカ”しないように」と落ち着いていた。
スコアを1つ伸ばして迎えた後半14番で唯一のボギーを喫したが、「自分のミス」と受け入れた。そこからの上がり4ホールで3バーディ。15番(パー3)は9番アイアンのティショットをバーディにつなげ、16番(パー5)も池に近い左ピンを攻め込んだ。「結構プレッシャーはあったんですけど、『逃げずに』と自分に言い聞かせて打ちました」
ハイライトは最終18番。フォローの風が吹く残り129ydの2打目でPWを握った。右奥に切られたピンの手前には傾斜のきつい尾根が走っており、キャリーとランの数字を綿密にシミュレーション。着弾地点から10m以上転がったショットはカップをかすめるようにピン奥にピタリとついた。「狙っていたんで。完璧なショットでした」。会心のバーディ締めを満面の笑みで振り返る。
前年は1打差2位と惜敗した大会で通算8アンダー19位につけて最終日を迎える。首位とは7打差ながら、まだまだ上を狙っていけるポジションだ。「できるだけスコアを伸ばして順位を上げていきたい。とにかく『楽しく!』です」の姿勢を貫く。(カリフォルニア州ロサンゼルス/亀山泰宏)