勝みなみボギーなしラウンドで3位フィニッシュ 昨年は何回できた?
◇米国女子◇フォード選手権 presented by Wild Horse Pass 最終日(29日)◇ワールウインドGC (アリゾナ州)◇6675yd(パー72)
首位と9打差の通算16アンダー3位で最終日を出た勝みなみは7バーディ、ボギーなしの「65」で回り、通算23アンダー3位で終えた。キム・ヒョージュ(韓国)とネリー・コルダによる一騎打ちの優勝争いが展開された中、今週のベストスコア「61」を目標にラスト18ホールに臨んだという。「きのう(キャディの)ジョニーから『みなみも出そう』って言われて。コース内はあまりリーダーボードもないので淡々とゴルフをやったけど、ちょっと届かなかったですね」
1番でバーディを先行させたこの日は、前日の反省が生きた。アドレスを組んだ後のマインドをシンプルにすることを心掛け、「打つ瞬間にボールを見ると真っすぐに行く確率が高い」とこれまで意識を向けていなかった部分の気づきも、ショットの精度を高めた。苦手だった左ドッグレッグが多めの前半で4つのバーディを奪い、「克服できた」のがうれしい。
後半も12番(パー5)、15番(パー3)、17番(パー5)とバーディを重ね、一度もボギーを打たなかった。「誰かから、去年のボギー率が(ツアー全体で)1位だったと聞いて。脱却したいです。ボギーの回数を半分に減らしたら絶対に優勝できるじゃんって。そうすれば世界ランクも上がるし、そこは目指しています」。昨シーズン、全体2位の413個のバーディを奪ったのに対し、たたいたボギーの数は253個。ボギーなしのラウンドは4回だけだった。
昨年は「AIG女子オープン(全英女子)」と「ビュイックLPGA上海」を2位で終え、迎えた米ツアー参戦4戦目。今季4戦目にしてトップ3に入れた一週間は「ボギーやダブルボギーを打っても落ち着いてできるようになったと思えた。技術的にも良いものが見つかって、それを継続できる力とフィジカル面も成長してきているかなって」。一歩ずつ着実な成長を感じられている。
優勝争いを演じた2人に最も近い順位で終え、「やっぱり優勝したいという気持ちはさらに強くなった」とモチベーションは高まる。「今シーズンに向けてしっかりトレーニングもやったし、良いものをしっかり(自分の中に)ためられていると思う。良いゴルフを積み重ねて良ければチャンスは来る。そこを逃さないように、自分でつかんでいけるように頑張りたい」。口に出し続けてきた目標をかなえる日が待ち遠しい。(アリゾナ州フェニックス/石井操)