山下美夢有はショット上向き「だいぶブレが少なくなってきた」
◇米国女子◇マイヤーLPGAクラシック for Simply Give 事前(11日)◇ブライズフィールドCC(ミシガン州)◇6611yd(パー72)
前週「ショップライトLPGA」で5位につけて今季4度目のトップ10入りをした山下美夢有は開幕前日の水曜日、プロアマ戦に出場して18ホールをプレー。入念なコースチェックをもとにツアー初優勝を目指す。「しっかりコースマネジメントをして1打でも少なくして。順位を上げられるように頑張りたい」と意気込んだ。
第1回大会から優勝スコアは2桁アンダーが続く。今年も伸ばしあいが予想されるが、フェアウェイを外せば粘り気のあるラフが待ち構え、グリーンも「結構スピードが出ていて、傾斜も強い。その辺がすごく難しい」とショットの精度が試されるコース。5つあるパー5でいかにバーディ数を稼げるかが肝となりそうだ。
次週には今季メジャー第3戦「全米女子プロ選手権」が控える。ワシントン州サハリーCCでの前年大会は2位につけてメジャータイトルまであと一歩のところまで迫った。今年はテキサス州フィールズランチ イーストとまた異なる舞台になるが、少しでも武器に磨きをかけて大舞台に臨めるかは今週の一戦にかかっている。
「ノーボギーでラウンドできれば上位に入れるかなっていう風にも感じていて。天候が変わっても、しっかり落ち着いてプレーできるように。いいコンディションで迎えられるように頑張りたい」と力強い。ショットの状態も「だいぶブレが少なくなってきた」と上向きな様子だ。(ミシガン州ベルモント/石井操)