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イン9ホールは“ぶっつけ本番” 渋野日向子「しっかり1日目から攻める」

◇米国女子◇クローガー・クイーンシティ選手権 presented by P&G 事前(7日)◇ケンウッドCC(オハイオ州)◇6515yd(パー72)

渋野日向子がインコース9ホールを「ぶっつけ本番」で臨む。前日に笹生優花と1番から出た練習ラウンドは雷雲接近のため6番で“強制終了”。この日のプロアマも午後からアウト9ホールを回る組に入った。10番からの9ホールは、1番スタートの初日後半に初めてプレーすることになる。

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練習ラウンドが途中で打ち切られた火曜日はいったん引き揚げて天候の回復を待ち、何とか練習時間を確保する必死の準備。「みんな、ほぼほぼ調整できていないと思う。試合の中でつかんでいけたら」と前を向く。

4週ぶりのツアー復帰戦だった前週は2打届かず予選落ち。2日目の後半8番(パー3)で喫したダブルボギーが響いた形だが、「ドライバーはすごく安定して良かった」とポジティブな要素もあった。その上で「短いパットを外す回数が多すぎる」と、週末は1.5m以内のショートパットの練習にフォーカスした。4年ぶりに替えたアイアンの距離感をアジャストしていくことも継続的なテーマだ。

連日の雨でフェアウェイはほぼランが出ないほどウェットな状態。なかなか芝も刈れなかったため、コース側はプロアマ戦終了後に急ピッチで仕上げに入っている。セカンドで長い番手を持たされるシチュエーションも多くなると予想される一方、グリーンコンディションはかなりソフト。「これだけ(グリーンが)止まるってことはスコアも出やすいのかな。しっかり1日目から攻めていけるように」と気合を入れた。(オハイオ州シンシナティ/亀山泰宏)

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